１３０話 ページ41
『傷口の時間を止めてしまう魔力とか…
それとも痛覚を伴う幻覚の魔力…？』
ミカさんに聞いてみれば、もっとわかるかな…
考えているうちに、なんだか違和感を感じた
バンが…変だ
『……』
それがなんなのか、よくわからないけれど
僕はバンを見る
バ「ンだよ？」
…聞いた方がいいか
『どうしたの バン
いつもの君らしくない
何かを考えないようにしてるみたいだけど？』
その瞬間、バンが僕の目の前からゆらっと消える
『え』
驚きで声をあげると、頭をわしづかみにされる
そして、そのまま思いっきり投げられた
いつの間に背後に…！
というか、さっきとスピードが桁違いでしょっ
慌てて魔力を使って止まる
バ「俺は一刻も早く聖騎士共をぶっ潰し王国を取り戻してぇ…だ・け・だ♫」
僕は神器を呼び寄せてそれに座る
『王国を取り戻す…って、君は他人事には興味なかったじゃないか』
ビックリ発言だ…
バ「俺は、てめぇとは違うんだよ〜♪」
『…僕だって、団長とディアンヌ、それにエリザベス様の頼みだからだよ』
頼みを受けない訳にはいかない
バンはペッと唾をはく
バ「俺の狙いは王国地下に眠る『ケルヌンノスの角笛』だ♫」
『！ それ、王国の至宝でしょ？
狙うって…盗むつもり!?』
バ「勘違いすんなよ 王国を救ってやるんだ
それくらいの報酬当然だろーが♪」
だからって…
『ケルヌンノスの角笛をもらってどうするわけ？
言い伝えてでは女神族の世界と交信するための祭器だけど…』
一体なにに、と考えてハッとした
『まさか!?』
バ「ああ…エレインを女神に蘇らせてもらう」
うそでしょ…
『そんなことを考えてたの!?』
バ「神は神だ!!そのくらいできんだろ!!
オイ 続きだ!!本気でこい!!」
『う…うん』
エレインのために、必死になってくれてるのか…
あーあ、これじゃ…認めざるをえないよ
ねえ、エレイン？
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 11時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 続きを待ってます!頑張ってください (2022年5月11日 13時) (レス) @page44 id: edef8ab511 (このIDを非表示/違反報告)
生ハム - 続きが気になります！楽しみに待ってます！ (2021年12月30日 21時) (レス) @page44 id: 5150c17f30 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 初めましてエメラルドです更新頑張ってください (2018年12月12日 21時) (レス) id: 7f6748a7ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露木 | 作成日時：2017年12月28日 10時
