１２３話 ページ33
『一番肝心ですよね!?
私、この魔力が女神族のものってことしか知らないんですけどっ？』
ミ「ついでにもう一つ混じってるね」
『それも初耳ですよ！』
訳がわからない魔力とか使えないから！
ハ「…でもなあ、オイラもあんまり詳しくないんだよね
えっと、すぐに傷が癒せることと、不浄のものを浄化させることはできたはず」
ミ「
そう言ってミカさんは、光を放つ魔力弾を生み出した
ハ「そうそう、これこれ…ってミカ、なんでキミが使えるんだい!?」
ミ「妖精王になる前は女神族やってたって、言ってなかったっけ？」
ハ「言ってないね！」
私は苦笑いをした
驚きすぎて驚くことに慣れちゃったんだよね…
ミ「キミも似たようなことができるはずだよ
もう片方は…団長に聞いた方がいいかな」
『団長に？』
ミ「一番手っ取り早いのはね
団長なら冷静で話しやすいし、手間がかからないし、魔神の魔力にも詳しいでしょ」
そうなんだ…
じゃあ団長に聞いて、
『私の魔力、女神と魔神のものなんですか!?』
ハ「…女神族だけかと思ったんだけどね、外見からして魔神のも混じってるみたい」
ハーレクインが目をそらしながら言った
完全に想定してなかったんだ、と伝わってくる
…後でいろいろ言わせてもらおう
ミ「魔神の魔力はそんなに強くないし、面倒なら気にしなくてもいいんじゃない？」
…そういうものなの？
というか判断基準って外見なの？
ハ「…あ、そろそろ"準備"が終わるよ」
『ハーレクイン、後で問い詰めさせてもらうからね』
意識戻った後でもこっちに来てやる…
ミ「じゃあ頑張ってね
僕がこっちにいるのは不定期だけど、ハーレクインはいつもいるから」
ハ「ねえミカ、なんでそういうこと言っちゃうの」
『ありがとうございます、ミカさん』
ミカさんにはお世話になりっぱなしだね、私…
ハーレクインは深くため息をつくと、両手を動かし魔力を操る
ハ「問題なし、魔力は体に定着してる
これから意識を戻すよ」
『お願い』
ハーレクインは詠唱をする
ミカさんは、最後に僕の両肩に手を置いた
ミ「短い間だけど、悪くなかったよ
僕の教えたこと、ちゃんと実践しないと怒るから」
『…はい』
ミカさん風のデレなのか、と思うと、なんだか笑えてくる
ハーレクインが、詠唱の最後に唱えた
ハ「目を醒ませ。宮代A。かの血をひき、時空を超えた魂を持つ妖精王よ」
私の意識が、白に染まった
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 11時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 続きを待ってます!頑張ってください (2022年5月11日 13時) (レス) @page44 id: edef8ab511 (このIDを非表示/違反報告)
生ハム - 続きが気になります！楽しみに待ってます！ (2021年12月30日 21時) (レス) @page44 id: 5150c17f30 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 初めましてエメラルドです更新頑張ってください (2018年12月12日 21時) (レス) id: 7f6748a7ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露木 | 作成日時：2017年12月28日 10時
