１１３話 ページ23
バ「なあ団ちょ、あいつのこと、どう考えてんだよ」
メ「なにがだ？」
バンは夕食を作りながら、メリオダスに尋ねる
バ「しらばっくれんな♪Aのことだよ！
名前といい、魔力といい、雰囲気といい、全部 あのおっさんに関係してんじゃねえか!!」
メ「そうだな…たぶん、あいつはキング本人だ」
メリオダスは酒を出しながら答える
メ「おそらく、あの聖騎士の魔力で精神的な干渉を受けたんだろう
ショックで記憶が混乱したのか、それとも記憶自体をいじられたのかはわからないがな」
バ「女っつーことはどう説明すんだ？」
あの状態で、自分に女の姿をさせる変身をし続けているとは考えられなかった
メ「あの聖騎士がいじった、とも考えられるが、オレはキング本来の姿があれなんじゃないかと思ってる」
バ「じゃあなんで隠したんだ！」
メ「落ち着けよ、バン」
もはや怒りすらむき出しにしているバンを、メリオダスはいさめる
メ「女が男を装う理由なんていくらでもあるだろ
まして、あいつは妖精王だぞ？女じゃ務まらない、と思わせないためにしていたかもしれないだろうが」
バ「………」
メリオダスの冷静な言葉に、バンは黙る
メ「まっ、本当のところは本人じゃなきゃわからねえ
しばらくしたら記憶が戻るかもしれないんだ。気軽に待とうぜ、バンさんよ」
バ「…わぁーったよ」
渋々、といった様子でバンが頷く
メ「にーしてもー？珍しいなあ、バンがそんなに感情的になるなんて
しかも、相手はキングだもんなあ？にししっ」
バ「おまっ、なに勘違いしてんだよ！」
メ「えー？オレは、なぁーんも言っちゃいないけどなぁ？」
メリオダスがからかうようなトーンで、言う
バ「あー、くっそうぜえ…
俺がイライラしてんのはおっさんにじゃなくて、」
メ「じゃなくて？」
バ「…いや、なんでもねえ」
バンは口をつぐむ
バンの脳裏には、エレインの姿があった
バ(…俺にも、隠さなきゃいけなかったのかよ)
バンは、一つ舌打ちをこぼした
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 11時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 続きを待ってます!頑張ってください (2022年5月11日 13時) (レス) @page44 id: edef8ab511 (このIDを非表示/違反報告)
生ハム - 続きが気になります！楽しみに待ってます！ (2021年12月30日 21時) (レス) @page44 id: 5150c17f30 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 初めましてエメラルドです更新頑張ってください (2018年12月12日 21時) (レス) id: 7f6748a7ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露木 | 作成日時：2017年12月28日 10時
