１０９話 ページ19
No side
バイゼル喧嘩祭りから、一日が過ぎた
メリオダスは未だに目を醒まさないAの元へ来ていた
メ(…昨日より、あの魔力が強くなっている)
普段のキングの魔力が強すぎるため、ほとんど感じとることができないが、今のAの体には、
一つは、女神族由来の魔力
もう一つは――――――
メ(俺と、似た魔力)
メリオダスが、ガシガシと頭をかく
メ「考えても仕方ねぇ！本人が目を醒ましたら聞きゃあいい！」
そう結論づけ、メリオダスは一旦、部屋を後にしようとする
だが、すぐにやめた
『う…ん…』
Aが、目を醒ましたからだ
メ「大丈夫か!?」
メリオダスはAに駆け寄る
Aはまだ覚醒しきってないのか、ぼんやりと天井を見上げ、そして
『ひっ!?す、すみません！』
突然起き上がった
慌ててベッドから出ようとしたAを、メリオダスは止める
メ「おい、倒れてたんだし傷もあるんだから、まだ寝てろ！」
『いえ、そういうわけには…がっ、外国人さんっ!?』
ぴしり、とAが固まる
『え、あ、な、なんで外国人が家に？
え？というか何で私、ベッドに？』
メ「ちょっと落ち着け。ついでにここはお前の家じゃねぇ
俺の酒場だ」
目を白黒させるAを、メリオダスは宥めようとする
メ「なんか知らねえけど、ちょっと記憶が混乱してるみてえだな
お前、バイゼル出身か？」
『…バイゼル？
あの、私は日本の茨城県出身なんですけど…』
メ「ニホン？イバラキ？どこだそこ？」
Aは更に混乱した
『あ、あれですか、外国の方ですもんね、ジャパンと言わなきゃ伝わらないですよね』
メ「悪い、ジャパンもわからん」
『えぇ!?
ど、どうすればっ？そ、そういえば日本語通じてる？なんで？
それに、私、こんな服着てな…』
直後、長いAの髪が、Aの視界に入った
揺れるオレンジの髪を凝視し、その後
『わっ、私は黒髪黒目の純日本人だぁぁああああ！』
と叫んだ
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 11時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 続きを待ってます!頑張ってください (2022年5月11日 13時) (レス) @page44 id: edef8ab511 (このIDを非表示/違反報告)
生ハム - 続きが気になります！楽しみに待ってます！ (2021年12月30日 21時) (レス) @page44 id: 5150c17f30 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 初めましてエメラルドです更新頑張ってください (2018年12月12日 21時) (レス) id: 7f6748a7ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露木 | 作成日時：2017年12月28日 10時
