１０６話 ページ16
Aside
ぞくり、と唐突に悪寒が走って、集中力が切れる
…何だろ、今の悪寒…
ミカさんは私の集中力が切れたのを察したのか、指をパチンと鳴らす
すると、私はまた音が聞こえるようになった
ミ「どう？掴めたかい、魔力の流れは」
『なんとなく、全身に力が巡っていることは…』
ミ「それは上々
集中力が切れたのは？」
『悪寒がしました』
風邪かな…
ハ「原因に心当たりしかないよ、オイラ」
ミ「あいつか…僕の方だとあいつも転生してるからな…」
何の話をしているんだろう？
ミ「あのバカ妖精のことは放っておくとして、そこまで掴めるなら問題ないね
今は集中力も切れてるからこれ以上はできないけど、一日五回はそれをやってきて
ちゃんと魔力を掴めるようになったら、流れを少しずつ加速させてみて
焦って急に速くすると、体が反動で耐えられないから注意してね」
『はい』
道は長いなぁ
ミ「向こうに戻っても、来ようと思えばこっちに来れるし、今はこれが限界かな」
『わかりました…あ、』
ハ「ん？」
『早く団長たちのところに行かなきゃ…！
ヘルブラムは、あいつは、』
そもそもヘルブラムに魔法をかけられたせいで、僕の意識はないはずだ
早く戻らないと団長たちが危ない！
ミ「落ち着きなよ、どっちにしろ"準備"が終わるまでキミの体にキミは戻れない」
『は？』
ハ「とりあえず話を聞いて
オイラはキミに話さないといけないことがある」
でも、そんなこと言ってる場合じゃ…！
ミ「いいから聞け
今、キミが体に戻ったところで何もできないし、またヘルブラムに魔法を掛けられて気絶させられるのがオチだよ」
『そんな…』
ハ「オイラはキミの"誤解"をとかなきゃいけない
それが、巡り巡ってキミの強さになるから」
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 11時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 続きを待ってます!頑張ってください (2022年5月11日 13時) (レス) @page44 id: edef8ab511 (このIDを非表示/違反報告)
生ハム - 続きが気になります！楽しみに待ってます！ (2021年12月30日 21時) (レス) @page44 id: 5150c17f30 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 初めましてエメラルドです更新頑張ってください (2018年12月12日 21時) (レス) id: 7f6748a7ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露木 | 作成日時：2017年12月28日 10時
