９３話 ページ2
No side
ギ「あ…ぐあ…
あぁあぁあああ…!!」
手をとられ、痛みに叫ぶギーラ。その様子など気にせず、メリオダスは持っているギーラの手から剣をはがすと、興味のないように手を捨てた
ギ「あぐ…よく…も!!」
痛みによろけながら、ギーラはメリオダスへと向かう
メリオダスが剣を軽く振った
その瞬間、凄まじい衝撃か巻き上がり、ギーラのみならずジェリコまで巻き込んで炸裂した
ジェ「ぐあぁああっ!!
嘘だろ…？軽く振っただけでこの衝撃だと!?」
ジェリコは気づく。動くことのないギーラの存在に
ジェ「ギーラ!!!
ま…まずい!!死にかけてる!!」
ジェリコは鎧についている呪言の玉をとり、メリオダスにとられたギーラの手をくっつける
ジェ「『超回復術』!!!」
ギーラの傷とジェリコの傷が癒え、とられた手もつく
ギ「た…助かりました」
ジェ「話がちがうだろ!!「女神の琥珀」からの自力脱出は不可能じゃなかったのか!?」
メリオダスが、あのような姿ででてきたことに驚きを隠せず、ジェリコはギーラに詰め寄る
ギ「それは捕縛対象が私たちと同じ
ヘルブラム卿の仮説はこうだった
〈七つの大罪〉メリオダスは我々
ヘルブラム卿が発見するずっと前に魔神の血の効果を知り摂取した最初の者ではないか―――と」
ジェ「つ…つまり事実は仮説をはるかに超え事態は深刻…ってことか？」
バ「ああ♪ありゃあ相当やべぇぞ〜〜♪」
背後にまわり、話に加わったバンに二人は驚く
バ「よーうジョリコ
ついでに回復させてもらったぜ
『呪言の玉』なんていいモン持ってんじゃんよ〜〜♪せっかくだしもらっとくぜ♪」
ギ「いつの間に!!」
バンの手には三つの呪言の玉があった
ジョリコはバンに剣を構える
ジェ「貴様!!ジェリコだ!!」
バ「よそ見すんじゃ…」
二人に注意する前に、メリオダスがバンの目の前に向かってくる。それだけで、また凄まじい衝撃が起こり、ギーラとジェリコを巻き込んでいく
バ「てめぇ
普段の様子とはかけ離れたその様子にバンが問う。しかし、メリオダスはそれには答えず、バンの体を文字通り下半身と上半身の真っ二つにした
そして、周囲を破壊しつくそうと大きな衝撃を巻き上げた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 401人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「成り代わり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 11時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 続きを待ってます!頑張ってください (2022年5月11日 13時) (レス) @page44 id: edef8ab511 (このIDを非表示/違反報告)
生ハム - 続きが気になります！楽しみに待ってます！ (2021年12月30日 21時) (レス) @page44 id: 5150c17f30 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 初めましてエメラルドです更新頑張ってください (2018年12月12日 21時) (レス) id: 7f6748a7ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：露木 | 作成日時：2017年12月28日 10時
