踊り手ちゃんを幸せにしたい。【青】

幸せ28 ページ31

それから5ヶ月。



春になった。


今年19のおとな！



こ「んー、疲れたー」


朝から編集してたころんくんは、
腕を伸ばしてた。


『お疲れ様。』

こ「んふふ。」




(ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ)


突然チャイムがなった。

誰だろ。



『私行ってきますね。』

こ「ありがと。」




『はい。』


「あら。久しぶり。」



そこに居たのは母だった。



『なんで...』

母「なんでって迎えに来たのよ」

『迎えって...』

母「仕事が上手くいったの。だからまた一緒に」

『.....なんでよ』

母「...は？」

母「早く、いいから行くわよ。」


「Aちゃーん？」

『あっ.........』

こ「えっと」


母「Aの母ですぅ。迎えに来ました」

こ「は？渡しませんよ」

母「この子の母は、私です。好きにしていいでしょ」

こ「何言ってんですか」

母「うざったいわね！A！早く行くわよ！」

こ「待てよ。」

母「ﾊﾟｼﾝ」

こ「っ....」


お母さんがころんくんの頬を叩いた



『やめてよ...！』

母「は？」

『私お母さんについてく...だからっころんさんには、手を...出さないで』


こ「えっ.....？」

母「そう！なら行くわよ。」







家


母「引っかかるなんてバカねっwwwwww」


(ﾎﾞｺｯ)



仕事が上手くいったなんて嘘。




これでよかったんだ。


だって私は、



幸せになってはいけない、お人形(人間)だから。

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