踊り手ちゃんを幸せにしたい。【青】

幸せ7 ページ9

You side


あれから数十分

ずっと身体を切られた。

痛かった。

カッターにも、床にも、身体にも、血がついている。


美玲「今日は、こんなぐらいにしとくわ。」


こんなぐらい。

やばいよ？


(ｶﾞﾁｬﾘ)


美玲が出ていってから、私は、カバンの中をチェックする。


パーカー
包帯

を出す。

パーカーは、服を盗まれても、着られるように。
包帯は、怪我の手当をする為。


入れといて良かった。


包帯を巻き、パーカーを着る。





学校を出て、ある人の家に行く。



(ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ)


「はーい。ってA?!」

『こんにちは。風香さん』

風「どうしたの？！」

『外じゃ見せれないw』

風「あ、中入って！」



『みて。』


私は、パーカーを脱いだ


風「...は？」

『切られた』

風「はぁぁぁ？！」

『.....』

風「学校行ったの？！」

『うん』

風「駄目！！！」

『え』

風「なんで心配かけるの！」

『すみません』

風「もう！手当てするよ！」


こっわ。


風「もう！酷い！いたくないの？！」

『痛いですよ』




風「出来た！明日一緒に学校行こ！連絡するから！」

『え、はい。』

風「家帰ろ。送るよ。」

『はい、ありがとうございます。』




風「意外と近いねぇ。」

『ですね』

風「あ、風ちゃんって呼んで？」

『なんですか、急にw』

風「風香さんだと嫌だからさ」

『風ちゃん？』

風「可愛いわ。」


(ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ)

こ「はーい。って遅い！」

『すみません。』

こ「後ろの方は？」

風「白谷風香です」

こ「あ、こんばんは」

風「こんばんは」

こ「あ、上がってください」

風「大丈夫です！帰りますので」

こ「そうですか。ありがとうございました」

風「いえいえ〜」

『風ちゃん、ばいばい』

風「！バイバイ！！」




こ「説明しようか？」

『...はい』

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