相良くんに一目惚れをした、女の子のお話 (ページ13)

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再会なんて、したくなかったページ13

sideA

今日開久に行くと、相良くんがいなかった、それに智司も

留守番してる開久の下っ端くん達に聞くと、「今は出かけてる、喧嘩でもしてるんじゃないすかね」とのこと

探しに行こうじゃないか。

『もう、私の相良くんは手のかかる人だな〜〜』

下っ端たち「「「いつからAさんのものになったんだ…」」」小声

後ろから何やら聞こえた気がしたが、お構い無しに探しに行く

すると、大好きな人の声がしてきた

でも

その人の目の前には、知り合いのツンツン頭の男の子が血だらけで横たわっていた

『い、伊藤くん？！』

私は我慢できずに声をかけてしまった

伊藤「あ"…？あれ、A…ちゃん？なんで…」

相良「なんで、お前が、ここに…」

相良くんの方を見ると、動揺しているようだ

ふと、相良くんの手元を見た。

その手には、血のついた角材が握られていた

ああ、相良くんがやったのか…

『さ、相良くん、？いくらなんでも、角材でやるのは…それにこんな、多勢に無勢で到底、平等な勝負には見えないよ…』

相良「す、すまん…でもこれは俺らの問題だから、あぶねぇし、Aは来なくt…」

？「おい！！！！！

お前ら、軟高のAAってやつ知らねぇか……

って、いるじゃねぇか、Aチャン？？」

私の心臓がドキリと跳ねた

いい意味でじゃない、悪い意味で。

『…カイ？なんで、アンタが、ここに…』

思わず声が震え、冷や汗が出ているのが分かる

そう、コイツは私の元恋人だ

相良「おい、大丈夫か？顔、真っ青だぞ」

『あ、』

相良くんはそういうと、私を自分の後ろに隠してくれた

それだけで少し安心する

もう忘れかけていたのに、いや、忘れたかったのに…すぐ私はコイツに何をされたのかを思い出してしまう

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水谷海 (ﾐｽﾞﾀﾆｶｲ)

Aの元恋人であり、Aのトラウマの張本人

Aに歪んだ愛を向けており、それが暴走して、執着しまくっている

喧嘩は相良より弱い