【五等分の花嫁】三倍の兄弟×2 (ページ11)

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変化byチヒロページ11

テスト2日目の為の勉強会が始まった…

暁斗『思ったんだが、良太郎って小説書けないの？国語の点は慎之介より高いんだから書けそうだけど…』

良太郎『すまんが…状況描写とか心情の変化とか俺にはよく分からん…やっぱり兄上は天才だよ…』

慎之介の小説は女子高生に人気なのだが、やはり最大の特徴は心情の変化がはっきりと書かれている事である…噂をすれば…

慎之介『どうしたんだ？』

良太郎『さっさと勉強するぞ、兄上英語が危ういだろ？』

慎之介『ん、英文の接続の所だろ？』

暁斗『俺もやるか…』

慎之介『前やったwhoとwitchと似たような所だしな…』

良太郎『前と違うのは場所と人の違いだな…それよりも兄上はまず単語を覚えろ…模試で出てくるような英文の問題も出てくるんだぞ？兄上の得意なローマ字でごり押せるだろ？』

慎之介『まぁ最低限は覚えるけど…どれくらい単語出るんだ？』

良太郎『少なくとも50単語は覚えてもらうぞ』

慎之介『そんなに覚えられるか！』

良太郎『二乃姉さんは単語を沢山覚えてるから教えて貰え…それよりも暁斗の兄上の方が深刻だぞ…』

暁斗は目を逸らした…

良太郎『せめて3つは公式を覚えろ…』

暁斗『なんで慎之介の方が点数高いんだ！』

良太郎『兄上は分からなくても勘で埋めてくるからな…まぁ運も実力の内だな…』

暁斗『あいつ数学運なの！？』

良太郎『いつ運が切れてもおかしくないからな…兄上も課題を2回やったらどうだ？』

暁斗『思ったんだが、慎之介は課題何回やってるんだ？』

良太郎『兄上は社会だけは寝る間も惜しんで、前日に4回くらいやるからな…』

暁斗『あいつ社会の熱意を他の教科にかけたらいいだろうに…』

良太郎『まぁ仕方ない…今は苦手教科を確実にしていくぞ！』

勉強会は捗った。