男装してても心は女。３【佐野万次郎】

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拝啓真一郎様



ただいまあなたの弟二人に説教されています



マ「いつから起きてた？」



『お前らが来る前から・・・です』



イ「何で起きなかった？」



『反射的に寝てるふりして起きるタイミング失った、てか俺別に悪く無くね』



元はと言えばイザナがエマを殺そうとしたのが悪ぃんだし



マ「頭はもう大丈夫なのか？」



『あー、』



頭の包帯を取って鏡で見てみる



白く短くなった髪に血が固まってついていた



『血固まってんじゃん』



ガラ



病室の扉が開く



『おー、エマにドラケン』



エ「蓮ー！」



『グハッ』



来たのはエマとドラケン、エマに抱き着かれる



エ「もう！何で無理したの！！」



うーわ説教一人増えたじゃねーか



エ「うわ、血固まってついてるじゃん。今拭いてあげる」



エマに血を拭いてもらう



マ「なぁー、何で髪切ったんだよー、染めてるし」



『別に好きで染めたわけじゃねぇし』



イ「俺とお揃いがよかったんだよな？」



いや、ンなこと言ってねぇし



マ「−−−！」



イ「−−−！」



そこからマイキーとイザナの喧嘩に勃発



エ「よし！取れたよ！」



『ありがとな・・・ところであいつらなんであんなに仲良くなってんだ？』



抗争の時あんなに蹴りあってたのに



エ「あ、そうそう一緒に住むことになったの」



『誰と誰が？』



エ「マイキーとイザナとうち、お爺ちゃんも」



『・・・無理だろ、家庭崩壊するぞ』



でも、もうイザナが一人じゃなくなるなら何か安心だな

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