機関柱の物語【鬼滅の刃】

血 ページ9

はじめは、人間の血に差は無いだろうと思っていました。

でも、しっかりと差があり、主に三種類に分かれていると判明した。


まず大分類で、稀血とそうでないもの。

稀血は、とても、とてもとても、力がわく。

摂取後は血鬼術も強くなる。

そうでない物にも、二つ種類があった。

弱き平民の血、そして強き者の血。


強き者の血の共通点として、背中に滅の字が入った黒い隊服に身を包んでいる。

噂の鬼狩りと言う奴だろう。


私は、なるだけ強き者の血を啜るようにしていた。



そんな生活をだらり、続けて居たあるときだ。




一本下駄を履いた女と、長髪の声の低い少年の、強き者が来たのは。

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