『私の顔が好きなんですか？』

LIAR270 ページ40

「好きです！！雪村さん！！」



『誰だお前』




告白する前に名を名乗れ無礼者





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『う"ぅ"…補習辛い……』



だるい足を動かして2年A組まで向かう
途中、センラ先生に会った。
両手にたくさんの資料を抱えてるので、またあのハゲ(学年主任)に仕事押し付けられたんだろう




「あ、Aどこ行ってたん？」




『ん、トイレ』




「へえ」



嘘は言ってないぞ。
……言ってないぞ。



だからそんな目で見るのやめてくれ。





『とりあえず、私は補習があるから』





「うん、がんばれ」




ひらひらと手を降って、センラ先生が私を横切る
でもすぐにまた振り返ると、思い出したように言った





「昨日いけた？あんな時間までコンビニおったら不審者が寄ってくるで。気いつけやー」




『は？』




「補導されるからな」




『ちょっ…』




スタスタと歩いていくセンラ先生を見つめながら声が漏れる








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「私昨日コンビニなんていなかったけど…」








【◆偽物注意報◇】

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