検索窓
今日:24 hit、昨日:8 hit、合計:898,052 hit

LIAR113 ページ18

クプラ「行くのはいいけどさ、Aはその格好で行く気?」





「えっ?」






クプラに指摘されて自分の服装を見直す








お茶で濡れてビッチャビチャのパーカーに裸足








「んー……」






クプラ「しょーがないな!ちょっとこれ着て!」







クプラは私に紙袋を手渡した





中はたくさんの服だった







「まさか……クプラって女装癖が……」





クプラ「ないからね?」







はーい……







クプラ「この服だったらうえからパーカー着れるから、」







「分かった」






私は隣の部屋に服を持って移動した






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇








クプラside






流石にあの服で行かせるのはだめだから、僕の姉が使っていた服を渡した






一応僕の姉は読モだし、服は有り余るほどある






僕も将来はデザイナーになりたいから、女の子1人のコーディネートなんて簡単







でも、今回は選ぶのは時間かかったなぁ






好きな子の服選びなんてした事なかったしね







「着替えたよ」






その声と同時に、扉が開いた








「……どう?」






Aが目を泳がせながら僕らに聞く








Sou「すごい……」





luz「可愛いやん!」






2人が口々にほめる




当たり前だ。服は、Aにぴったりだった






猫柄の白のTシャツに、紺のチュールスカート







レースのついた可愛い靴下






僕とおそろいの猫耳パーカー。







クプラ「よく似合ってるよ」






僕はAに微笑んだ







「そっか……」







Aは嬉しそうに笑ってくれた






僕の心臓がまたキツくなる








自分のモノにしたい







頭にそんな考えが過ぎる






ほんとはそんな事思っちゃダメなのにね








そんなことを考えていると、横から成瀬が言った









成瀬「……可愛いけど、胸きつそうだね」






「……」






Aの顔が真っ白になった








クプラ「…ちょっとこっちにきなさい」







シバく。

LIAR114→←LIAR112



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (445 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1124人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カフェオレ - 3、4?どっちかわかんないけど あの居酒屋での事件(?)で手が震えたり、背筋が凍ったり(?これであってる?)すごく恐怖になったのはみんな 一緒? (2019年11月24日 0時) (レス) id: eb027a0605 (このIDを非表示/違反報告)
瑠津(プロフ) - 113話のところ、夢主ちゃんの顔が真っ白になったと書いてあるのですが、真っ赤になったと解釈していいですかね?あと、すごく面白くて大好きです!ほとんどの作品読ませていただきました!無理しない程度で頑張ってくださいね!! (2018年10月12日 19時) (レス) id: 255c6cd832 (このIDを非表示/違反報告)
花朝月夕(プロフ) - 最近知りました!すごく面白いです!答えはまふですか? (2018年3月8日 4時) (レス) id: f3c3b57c50 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - twitter、繋がらせて頂きました、、、!!フォロー失礼します!! (2018年2月23日 19時) (レス) id: 9d53b24261 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - いきなりすみません!! 友達になっていただけませんか!! あと、この作品とっても大好きです!! (〃´▽`〃) (2017年8月29日 13時) (レス) id: 7b4a2a72f0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:PAIN | 作成日時:2017年5月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。