飼育記録4日目 ページ6
その、新たな問題というのは…
tn｢よし、ゲージ準備するか｣
『…え？』
私をゲージに入れるか否か｡
私は元々人(今も一応人)である為、今までと同じように縛られずに暮らしたい。
しかし、ペットとして一緒に過ごすことを約束したためゲージに入れるのが正しい…と思う。
まぁ、勿論反対しますよね。
『あのートントンさん。ゲージなしにして貰えませんか？』
tn｢は？なんでや｣
『いやー、一応人間なので自由を尊重して欲しいというか…ほら、権利の中に住居の自由みたいなのあるじゃないですか』
とりあえずゲージ生活をしたくないという旨は伝えた…が、納得いっていない模様。
tn｢よし、じゃあちょっと話し合いするか｣
そういうと、マンちゃんが議長のような立ち位置になり、討論会が始まった。
先行はトントンさん。
tn｢まず、僕の意見はしっかりと管理をすることが出来るゲージで過ごした方が良いと思います。｣
mn｢理由はなんですか？｣
tn｢まぁ、小さいっていうこともあるから歩き回られて誤って踏んでしもうてもあれやん？困るやん？だからゲージの方が安心やと思います。｣
至極真っ当な意見すぎて反論する気になれん…
私も小さい生き物飼う時絶対ゲージに入れるもん。
しかし、私は私なりの意見があるのでマンちゃんに指名されて意見を述べた。
『えっと、私は自由にする権利というものがあると思うので、今まで通りの生活をし、行動範囲を定められたくないです…』
mn｢けれど、今までとは目線や大きさなどが違い、生活に支障をきたすと思いますが、それでも自由でいたいですか？｣
『ｳｯ、それを言われると…』
…結果は見ての通り惨敗でした…
こうして私はペット生活を送ることに決まり、早速ゲージの中に突っ込まれた。
窮屈な生活になる…と思っていたが、案外広い。
tn｢あー悪いな、今これしかないねん｣
ゲージに入れられたのは
何これ…！ぽふぽふしてる！
早速入って寝心地を確かめたが、とても良い。
『これめっちゃええ…どうしたんです？これ』
tn｢それか？それはスマホ用のやつや。ほら、ガチャガチャとかであるやろ？｣
衝 撃 の 事 実
まぁ、不自由なく生活出来るんでなんでもいいんやけど…
mn｢なんか一段落したみたいやから、俺帰るなー｣
｢またなー｣と言ってマンちゃんは帰って行った。
トントンさんと二人きりになる。
…あれ？二人きりってどうすればええんやっけ…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いも犬P(プロフ) - 有さん» いえいえ大丈夫ですよ^^*恐らく、ネットが込み合ってしまい処理が追いつかなくなってしまったんだと思います。私も1度全部見れなくなりました,,,作者なのに (2019年3月25日 19時) (
レス) id: 58fd28716b (このIDを非表示/違反報告)
有 - すいませんこちらのバグでした本当にごめんなさい (2019年3月22日 6時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
有 - 飼育記録２０日目、３４日目が見れないのですが… (2019年3月22日 6時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - おめでとうございます!! (2019年3月15日 16時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - おめでとうございます！ (2019年3月14日 20時) (レス) id: c8f72c9aa8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いも犬P | 作成日時：2018年11月4日 1時
