飼育記録24日目 ページ26
やっぱり可愛い。
少しゆったりとしていて、着ているだけでオシャレだと感じられる。
私がただ服に着られているだけかもしれないが。
『鬱さん！もう大丈夫です！』
私が着替え終わったことを知らせると、静かにジャケットを退けてくれた。
ut｢凄い似合っとるで…ほんま可愛ええな｣
『えへへ、ありがとうございます。これ、マンちゃんが作ってくれたんですよ』
私を見たあとしみじみと似合っているということを言われ、自慢気に回って見せた。
出会った時みたいに｢天使！｣とかって言うと思ったが、今はジーッとこちらを見つめるばかり。
『う、鬱さん…？』
ut｢え？…あーごめんな？見すぎてたわ｣
恥ずかしくて鬱さんに問いかけると、いつもの様にヘラヘラとした雰囲気になった。
なんでずっと見られたんやろ…
やっぱりどっか変やったんかな…
見られていた理由を考え、不安を募らせているとゲージの中に手が入ってきた。
ut｢なぁ、もっとおしゃべりせーへん？｣
鬱さんからの提案に頷き、私は静かに掌に乗った。
また、トントンさんとは違う乗り心地。
着いた場所はいつものテーブルの上。
そこにはトントンさんも居た。
『まず、何からお話します？』
ut｢そうやな〜｣
楽しそうに返事をくれる鬱さんは、考えるように顎に手を添えた。
しかし、すぐに顔をこちらに向け、何かを企んだような笑みになった。
ut｢じゃあ、鬱さんじゃなくて、大先生とかって呼んでくれへん？俺、堅苦しいの苦手やねん｣
『で、でも歳上ですし…』
ut｢友達に年齢なんて関係あらへんやろ？｣
それでも呼び捨てすることに渋っていると｢現にマンちゃんとの関係が年齢関係ないことを証明してくれとる｣と言われ、確かにと頷いてしまった。
もう呼び捨てする他ない。
『大先生…？』
ut｢ん？な〜に？｣
『恥ずかしいですね、これ』
ut｢あ、敬語も辞めてな？｣
『え？！』
tn｢お前ら付き合いたてのカップルかよ｣
敬語云々のやり取りをしていると、トントンさんが私たちの様子を見てツッコミしてきた。
よくわからないけど、カップルってこういうことすんの…？
そう思った途端、顔に熱が集まるのを感じた。
『ちゃいます！カップルなんてそんな！』
ut｢え〜俺は別にそれでもええで？｣
『な！ちょっと大先生！』
tn｢イチャつくんのも程々にせぇよ｣
ため息混じりにトントンさんが言った。
それを見て、また大先生が企んだような笑みを浮かべた。
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いも犬P(プロフ) - 有さん» いえいえ大丈夫ですよ^^*恐らく、ネットが込み合ってしまい処理が追いつかなくなってしまったんだと思います。私も1度全部見れなくなりました,,,作者なのに (2019年3月25日 19時) (
レス) id: 58fd28716b (このIDを非表示/違反報告)
有 - すいませんこちらのバグでした本当にごめんなさい (2019年3月22日 6時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
有 - 飼育記録２０日目、３４日目が見れないのですが… (2019年3月22日 6時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - おめでとうございます!! (2019年3月15日 16時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - おめでとうございます！ (2019年3月14日 20時) (レス) id: c8f72c9aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いも犬P | 作成日時：2018年11月4日 1時
