弟の初めての友達 ページ20
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なんだヒソカ私のことめっちゃ好きやん。
もー、ほんとにヒソカったらもぅ……
なんて頬に手を当てていれば珍しくヒソカから軽蔑の目を向けられたのでやめておいた。
「さ、着いたよ」
『意外と早かったね』
「まぁ僕奇術師だからさ♥」
『すごーい(棒)』
ヌメーレ湿原を抜けたところから広がるビスカ森林公園。
その一角に建つ、体育館のような建物には
"本日正午 二次試験スタート！！"
と記された貼り紙が見える。
『まだ少し時間あるね。そう言えばヒソカが殴った男の人は？』
「あそこ♦」
親指の先でヒソカの背後の木を指さしたヒソカ。
彼越しに後ろを除けば、さっきの男の人と金髪の美少年、そしてゴン君とキルがいた。
あらあらまぁまぁ！キルのお友達！？
世間知らずな私の弟に友達ができるだなんて…お姉ちゃん感激！！
記念すべき初お友達だ。これは挨拶をしとかなければとヒソカから離れようとすれば
「っ…」
『ん？なにヒソカ？』
「…いや、なんでもないよ♦また後でね♥」
腕を掴まれたかと思えば、すぐ離して私に向かって手を振る。
戸惑いつつも、向かうべきはキルの元。
小走りで駆けよれば、ゴン君がこちらを振り返った。
「あっ！あの時の！！」
『覚えててくれたの？笑』
「誰だ？この美人は」
「レオリオ、お前を助けてくれた人だぞ。お礼ぐらい言ったらどうだ」
レオリオと呼ばれた顔が腫れている男の人に急いで謝られ、私は笑顔で手を振る。
『いやぁ、私が来たのはレオリオさんが殴られた後ですし、逆に申し訳ないです…』
「A、あのヒソカの股蹴り上げたんだって？すげーな笑」
『キルア貴方馬鹿にしてるでしょ！？笑』
「Aさんとキルアは友達だったの？」
ゴン君の言葉に、一瞬キルが動揺したのが分かった。
友達。その言葉に反応したのだと一瞬にして悟る。
「ま、まぁな！な、A！」
『そうだね。ゴン君もキルアのお友達？』
「うん！あっ、あの時は助けてくれてありがとう！あと僕のことはゴンでいいよ！」
「私からも礼を言おう。私はクラピカだ。気軽にクラピカと呼んでくれ」
「ほんとにすまねぇ…。俺はレオリオだ！」
『分かったわ！私の事もAって呼んでくれていいから！』
一瞬にして三人と仲良くなった私を見つめるキル。
あ、ごめんよキル…キミのお友達は取らないからね。嫉妬も可愛いけど…！
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
