腹黒ドS佐藤さん２

No.48 ページ2

ある日









「あっ！！聡くん！！」









聡「Aちゃん！！」









「あのさぁ一つ聞きたいことあるんだけど」









聡「うんっ何？」









「あいつ・・・佐藤くんの好きな食べ物って何？」









聡「えっ？何急にどうしたの？？」









「あっいや〜・・」









もうすぐでマラソン大会









佐藤くんのリベンジのためとはいえ









むりに出場させるのは私









せめて









手料理でも食べてもらって









勇気づけられたら









なんて思いまして









好きな食べ物とか









音楽とか









あの人の基本情報を知らない私は









まさか本人に直接聞くのは恥ずかしいので









1番仲の良さそうな聡くんに聞くことにしました









そして今にいたります








聡「好きな食べ物かぁ・・・あっお寿司好きだよ」









おぅ・・・









お寿司・・・









作って学校に持ってきてお昼までもつかしら・・・









むりだな









腐っちゃうよ・・・









聡「あとは・・・親子丼！！親子丼は作ってあげたらきっと喜ぶよ！！」









親子丼・・・









えっ？？









「なっなんで私が作ってあげるってわかったの？！」









聡「えっ？！作ってあげるの？」









・・・気づいていなかったのね









「うんうん・・何でもないよ」









聡くんはやっぱり天然だ・・

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