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【第6話】帰宅 ページ7

無事家へと着き、玄関の扉を開け中へ入る。


おそ松はまだこの家の中にいるのかな…。





恐る恐るリビングのドアをあけるとソファの上でおそ松が蹲っていた。



や、やっぱりまだいるよね…。

それより、この人はなんで蹲っているのだろうか。

もしかして…




『あ、あのー…お腹痛いの?
だったらトイレは─────わっ』




トイレの場所を教えようとした瞬間、おそ松に思いっきり腕を引っ張られソファに倒れこむ。


そのままおそ松は私の上に跨り、両腕を押さえつけてきた。



『なにすん…』

おそ「どこ、行ってたの。」

『え…?』



低い声で問いかけられビクッと肩が揺れる。

おそ松の真っ赤な瞳には怒りの色が揺らいでいる気がした。


おそ「だから!どこ行ってたかって聞いてんだよ。」



『ど、どこでもいいでしょ。
おそ松には関係ない。』




何故か教会の事は黙っておいた方がいい気がする。
本能が言ってはいけないと、そう言っている気がするのだ。





おそ「へぇ…?
じゃあ…こうしても?」


『は、なにする気…』


怪しげに笑ったかと思うと、おそ松は私が着ているカーディガンを脱がせ、ワンピースをずらし肩が晒される。


首元に顔を埋められ、そのくすぐったさから身を捩るものの手首を押さえつけられているためピクリとも動かない。


おそ「ホントA良い匂い…」


そう言ったかと思うと首から生温い感触が伝わる。


『やめっ…ひぃっ』


もしかして舐められてる!?

舐められているという恥ずかしさに耐え切れず、頭のどこかでブチッと何かが切れる音が聞こえた。




『〜〜っ

いい加減に……しろ!!』




手が使えないなら足を使えばいい。

そう閃いた私は足で思いっきり男の大事な所を膝で蹴った。


おそ「いってぇ!!!」



相当痛かったのか私の上から飛びのいて床で蹴られた所を抑えながらのたうちまわっている。


『自業自得だから。』


おそ松にそう告げると、ソファから立ち上がって夕ご飯の準備を始めた。

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サクラ - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください!おねがいします! (2018年2月15日 18時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
玲紋 - 気になります!続きが!応援してますね! (2016年3月21日 1時) (レス) id: eee74b7045 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももももっち。 | 作成日時:2016年1月10日 23時

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