虹色＿の男子達 (ページ30)

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『おじゃましまーーす！！』

りん、青、雲田「「「おじゃまします」」」

赤「はーい、こっちだよ」

『赤瀬くん、親は？』

赤「父は居なくて母は仕事」

『大変だね、、、』

赤瀬くんの家は広くて

一軒家だ。

さーーーて頑張ろう！！

『やばい、全然分からない、、』

数学の問題を解いている。

『れお、、数学教えて～、、』

青「いいよ、どこ？」

『ここなんだけど、、』

青「えっと、まず、」

りん「雲田くん、理科の計算問題なんだけど、、」

雲田「ここは、、こうで、」

赤(久しぶりだ。家に誰かが居るなんて)

赤(いつも1人だった。
父は居ないと言ったが出ていったんだよなぁ)

赤(うそ、ついちゃった。)

赤瀬は少し俯いた。

『(赤瀬くん、、？)』

赤「俺、お茶とか入れてくる！！」

皆「ありがとう～」

赤(でも、あそこでそんな事言ったら雰囲気
壊しちゃうよな)

『赤瀬くんっ！！！』

赤「えっ！？A！？」

『これ！！今日家おじゃましたから』

私は赤瀬くんにお菓子を渡した。

赤「おお！ありがとう！！」

『あと、家族関係とかで何か悩んでる？』

赤「、、、、大丈夫だよ？」

『嘘だ。間があったもん、、』

赤「ほんとに大丈夫だよ、(⌒-⌒; )」

『1人で抱え込んで欲しくない！
赤瀬君の事大切だし、一緒にいて楽しい！
だから、何か合ったなら話して欲しい！！』

赤「、、、」

『お願い、、、』

Aは1粒の涙を垂らした。

赤「俺は、Aに心配かけたくないっ、、」

赤瀬君は苦しそうな顔をしてそういった。

『もう、遅いよ！私は一緒に分かち合いたいんだも
ん！！！』

赤「、、ありがとう」

そういった赤瀬君の声はとてもとても

苦しそうで辛そうで

震えていた。