検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:39,737 hit

8 ページ9

今日はある準備がやっと整いました。そう、カッターキャーの準備です。夢小説内の一大イベントと言えばカッターキャー。呼び出すとかそういうのを考えるのが終わったしそして朝ちゃんと発声もしてきた‥‥喉を壊す覚悟も出来たのでいよいよ美玲にカッターキャーをしようと思います。

今は丁度、昼休み今から美玲を呼びに行く

「Aちゃぁん♡ちょっとぉ話があるからぁ来てくれないっ?♡」

もうカッターキャーの前にこんな喋り方したら喉潰れるわ。毎日、喉潰れないように家でめっちゃ喉のケアしてんだからな。

「どうしたの?ぶりこちゃん。まぁ僕は用事とかなんにもないし付いて行くね!」

よっしゃ、これで用事あるから無理とか言われたら終わるわ。せっかく朝から今日は喉を破壊する日だって自分に言い聞かせて来たんだから。

「ありがとねぇ♡」

私は美鈴の手を引いて空き教室に連れて行く。













美玲が空き教室に入ると私は空き教室の扉を閉める。この瞬間が訪れてしまった…。あぁ、自分の腕にカッターぶっ刺すのか。痛いじゃんか、しかも大声で叫ぶって喉潰れるし、刺したところ傷残るかもしれないってデメリットしかない…。

「で、ぶりこちゃんどうし」

「あんた、生徒会とか玲央くんに色目使ってんじゃねーよ!うざいんだよ!もう、これで終わりよ!!!!」

美玲の言葉を遮るように私は叫んだ。あ、この時点で声出し過ぎて喉潰れる。けど頑張れよ、私。カッターキャーしないと話が進まないんだ‥‥。

「え?な、なに?ぶりこちゃんどうしたの?」

美玲の言葉を無視し私はカッターをポケットから取り出し自分の腕に刺す。

「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

カッターが私の腕に刺さった瞬間、私の絶叫というか咆哮が教室に響いた。そしてカッターを美玲に押し付ける。動揺していた美玲はカッターをそのまま持っている。

そして、この声はわざとこんなに大きくしたんじゃなくて、がちで痛すぎて出た声だ。こんな痛みのなか、演技できるような余裕なんてあるわけない。そして喉が!潰れる!なんなんだよ、この超ハードモードの人生は。

___
文字数の関係で次行きます。

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
設定タグ:占いツクール , 悪女 , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

由良の門を - めっちゃ面白いwwwwぶりこちゃんの苦労が絶えないですね笑普段都合いい夢主を見てきたから違う視点だとこんなにも面白いんですね (5月18日 22時) (レス) @page14 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
音楽ガール(プロフ) - 見たことがない斬新な話で面白かったです。一箇所だけ誤字があったのが気になりました。いちよう❌一応(いちおう)です。わざとだったらすみません。 (2022年10月12日 22時) (レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - 悪女ちゃんの立場の小説中々無いので感謝しかないです!!とても面白かったです!ぶりこちゃん推しまああああす!! (2022年8月30日 13時) (レス) @page15 id: a30ccd45c8 (このIDを非表示/違反報告)
エム丸(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´ω`*)面白かったです!素敵な作品ありがとうございました! (2022年5月29日 20時) (レス) id: 011612cc3e (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@とまと:カド松(プロフ) - はーーーーーー。好きッッッめっちゃイイネ! (2022年5月28日 12時) (レス) @page14 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:moka x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bokuno/  
作成日時:2022年3月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。