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『は...はぁぁあああああああ!!!?』
衝撃的すぎて、声のボリュームの螺が外れるA。
『ちょっ待てよ!!なにこれ!?え!!?えっ!!?』
「如月のキムタクレアだ。」
『おい虎杖これどゆこと!!?』
「俺らもびっくりしたんだよ!でも、こう言う趣味を持つのは悪いことじゃねぇから」
と、相変わらずの寛大虎杖。
「僕、ちょっとショッ...いやびっくりだな、Aがこう言う趣味だったなんて...」
『おいそこ!彼氏だろ!彼女の趣味ならなんでも受け入れろよ!!全然私の趣味じゃねえけど!!!』
「ごめん、A。こういう事は高専卒業してからって思ってたんだけど、Aがその気なら僕は何時でも...!」
「五条先生って意外と手遅いんですね」
「うん、付き合った初日とかにしそうだよね」
「そりゃ、相手高専生だからね。まー...時々危なくなるけどね」
「別にアンタからは聞きたくないわよ。A危なくなったら何時でも来なさいよ」
『...........テメェら纏めてぶっ飛ばすぞ.....』
そう、静かに呟いた。
"す、、すみませんでした。"
4人を目の前に正座させ、上から見下ろす。
『良いか?これは私の趣味じゃない、ただ誤タップしただけ。はい復唱』
"これはA(如月)の趣味じゃない、ただ誤タップしただけ"
『はい、じゃあ私は帰る。』
1人、教室を出て行った。と思ったが、顔だけを覗かせる。
『...何してんの、早く帰るよ。悟くん』
「っあ、はい。只今。」
チラッと3人の方へと、目を向けると2名程無言の圧を発している。
「(まだしないから、大丈夫だって...)」
『悟くん』
「ん?どうしたの?」
『...待ってくれてありがとう』
「っ.....うん、何時までも待つよ」
『さすがに何時までもって...』
「うん、ごめん、言い過ぎた。手繋いでもいい?」
『いいよ』
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作者名:ルナ | 作成日時:2023年8月22日 2時