47 ページ48
櫻井side
俺は2人より先にニノのところに行った。
ガラガラ
｢ニノ...？｣
ニ｢あ、翔ちゃん。...また悩んでんの？｣
｢...え、何で...｣
ニ｢顔見ればわかるよ。もう泣きそうになって
る。｣
｢...松潤のことでさ、さっき松潤のとこ行った
ら吐血してて、苦しそうにしてた。今は先生に
見てもらってるから大丈夫だと思うんだけ
ど...。｣
ニ｢...そっか...潤くんも怖いだろうな...｣
櫻｢松潤の余命も後4ヶ月だし...俺、もうどう
していいか分からない。｣
ニ｢で、誰にも相談できなかったんだね？｣
櫻｢...うん。｣
ニ｢リーダーと相葉くんがいるじゃん｣
櫻｢...まあそうなんだけどさ。｣
ニ｢んふふ、確かにあの二人は相談しにくいよ
ね。リーダーふにゃふにゃしてるし。相葉くん
は相談にならないしね笑...でもリーダーはい
ざと言う時には頼りになるし、相葉くんだっ
て、言ってることは分かんないけど元気にはな
るでしょ？｣
｢うん。｣
ニ｢まあ、相談しやすかったら俺でもいいんだけ
どね。｣
｢ありがとう。｣
ニ｢うん。｣
ガラガラ
大｢ニノ〜♪｣
相｢ごめん！遅れたー！｣
ニ｢テンション高いね〜！相葉くんさっきまで泣
いてたのに。｣
相｢えっ！なんで分かったの？｣
ニ｢分かるよ。｣
大｢ねぇ、おいらが来るまで何話してたの？｣
ニ｢え〜秘密だよね〜？翔ちゃん。｣
｢あ、...うん。｣
相｢怪しい〜！｣
ニ｢うるさい！｣
楽しいな...。ここに松潤がいたらもっと楽し
いのに。早く戻ってこないかな。
普通の日常に戻ればいいのに...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：恵梨華 | 作成日時：2019年5月26日 19時
