桜が舞う季節に。

第７話 ページ10

〜恋途side〜

僕は今、白軌さんとご飯を食べている。

好きな人とご飯を食べるんだ、緊張しない訳がない。

因みに此処は屋上。

この学校は、自然がまわりいっぱいに広がってるから屋上から見ると綺麗なんだよね〜。

いい風も吹くしね。

白軌さんは気に入ってくれたかな…？

あ、そう言えば、なにか話があるんだよね、聞かないといけないや。

黒 「えっと、白軌さん、話したいことってなに？」

白 「実はね、〜〜〜〜〜〜〜〜なんだ。」

黒 「……え？」

白 「だから転校するの。あのね、〜〜〜〜」

僕は俗に言う、放心状態になった。

まさか白軌さんに……いじめが起きていたとは……。

傷は全く分からない。

もしかしたら、攻撃系ではなく、口系なのか？

どっちでもいい。

白軌さんをいじめやがった奴等は『俺』がやっつけてやろうじゃねぇか。
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〜木葉side〜

私は実は特に話はなかったから、私のいじめの事について話した。

いじめと言ってもいじめて来る奴等からの攻撃は物を隠す、暴言を吐く程度なんだけど……。

だから誰にも話さなくて言いかなって思ってたんだよね〜。

黒月君、いつもはしっかり聞いててくれるのに、今日は右から左へ流されていく感じになってる。

だから、私は好評する前の秘密……転校することを教えた。

そしたら余計に右から左へ流されていく感じになっちゃった……。

とは言っても、卒業後なんだけどね。

卒業までは居ること、私はちゃんとその話を伝えたはずだった……。

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