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《皆さん、長いことお疲れ様でした。これより結果発表を行いますが.....その前に一言》
その一言とは採点方法について
これはポイントの加点方式ではない
ヒーロー公安委員会と先程の被害者プロの人達による2重の減点方式
正しい行動を取れたではなく、間違いの無い行動を取れたからしい
パッとモニターに合格者が映し出される
これ、1次通った人はかなり受かったな
『す.....す.....すい.....は...』
睡間 A
『あった!!!あったよ、響香!!!』
「ウチもあったよ!!はぁ.....安心したぁ...」
『他にも受かった人多いっぽいし...全員通ったのかな』
そう思いながらまたモニターに目を移す
何となく、全員の名前を探していた
『あ.....轟...あと爆豪も.....』
2人の名前だけない
爆豪は多分、口の悪さだ
『ツートップ落ちたか...』
轟、全員で受かろうって言ったのにな
《えー、全員ご確認いただけたでしょうか？続きましてプリントをお配りします。採点内容が詳しく記載されてますのでしっかり目を通しておいてください》
「睡間さん」
『ども...』
渡されたプリントには何点か、それと何が悪かったのかが書いてある
「おい睡間!!」
『ん？瀬呂か、どうした？』
「見て、俺84点!!すごくね!?」
『地味に優秀...私は...』
.....瀬呂、喜んでるところごめん
『私、91点だ』
「睡間のが上だったか...分かってたけど」
「ちょ、ヤオモモ94点でAが91点って...この2人天才!?」
『やってる事は正しいんだけど、ちょっと長考してるところが引かれてるかな』
だとしてもこの点は上々
先生に自慢しよっと
どうせ軽く流されるだけだし
この試験に合格した私達はこれから緊急時のみ、ヒーローと同等の権利を行使できる
でも今回は所詮仮免だ
長々と話をされ、私の気力が尽き始めた頃
ついに仮免試験は終わった
顔写真、ヒーロー名が記載された仮の認定書
ついに私もヒーローに近づいたのか...
こうして見ると入学した頃が懐かしい
あの時はヒーローにならなくても良かったのに
今はヒーローに近づくことがこんなにも嬉しく思える
『あ、相澤先生!!』
「なんだ？」
『仮免!!受かったよ!!』
そう言って先生の目の前に認定書を突き出す
『これで先生に近づいたかな？』
「さぁな。まぁ、よくやった」
ポンポンと頭を撫でられ、嬉しさが増した
「これからだぞ。気合入れてけ」
『はい!!』
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ハゲポン(プロフ) - めちゃ面白いです！ (2018年8月2日 16時) (
レス) id: e12b05bd84 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クロムさん» 訂正してきました。ありがとうございます。 (2018年7月15日 11時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 夜嵐イサナじゃなくてイナサですよ (2018年7月15日 10時) (レス) id: bb638616b1 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 妃薫。さん» 存分ににやけていってください！！楽しんでいただけて(？)良かったです！！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - AZWさん» 直しておきました！！教えていただき、ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年1月13日 17時
