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「ねえ、連絡先聞いてもいい？」
＿＿つい聞いてしまった
俺は良いな、と思った女性には自分から声をかけれるタイプだ、
正直、しまった、と思ったけどこうなると後にはひけない。
彼女は案の定訳がわからずあたふたしている。
暫くの沈黙の後、
「はい…」
頬くらいの長さのサラサラした髪を弄りながら彼女は答えた。
「ありがとう、また連絡するね」
「はい、こちらこそありがとうございます」
連絡先を交換し、彼女と別れる。
「あ、名前なんだっけ？」
「Aです」
「Aちゃんね、了解」
なんて聞いたけど、忘れてないよ。Aちゃん。
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作者名：ミンヤ | 作成日時：2019年5月31日 22時
