【ヒプマイ】体調不良のMCさん方【短編集】 (ページ5)

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｢よお、クソガキ｣

車に乗るといつもの調子で話しかけられる。
普段なら言い返しているが、正直今日はそんな気力はない。

内心言い返したいが大人しくしていたら、
｢………？おい、いつもの騒がしさはどこいった｣

と言われ、ギクリとしてしまう。

何となく体調が悪いのは察されなくないので、無理やりいつものように振舞った。

｢おいおい、銭ケバ弁護士！！騒いだら逆に怒るじゃねーか！！｣
と、いつもの調子で言い返すと、

｢やっぱうっぜェガキだな｣
と言われた。

なんとかバレずにすんだ。

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今日のバトルの場となる建物に着いたところで、同じチームのメンバーの四十物十四とも合流した。

｢えーと、自分らの楽屋はここっすね｣

プレートに3人の名前がきっちりと印刷されてある楽屋の中に入って、中にあるソファに腰掛けた。

ソファに座るとなんだか一日の疲労、いや、今までの疲労がどっかりとやってきた。

もう立てないかもとも思った。

しかしそれはないだろと思いしばらく座っていると、徐々に視界は黒くなっていった。

ちょっとくらい寝てもいいだろ、
と思い、空劫は夢の世界へ入っていった。

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まだ続きます〜！