【あんスタ】アイドル科 : 3-A ヤンデレ問題

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結局遊木先輩とは別れて、無事に家についた。


途中で塾帰りの弟に『姉ちゃん！あの人だれ！彼氏！！？ちゅーしたの！ベッドインしたの！』と騒ぎ立てたので急所を蹴った。

中2の年はなんでも聞くのね！！！
夜とはいえ閑静な住宅街でお下のネタを聞くのね！！！
姉ちゃん怖いよ！！！



食事やら入浴やらを済ませて一息つきたいがプロデューサーは忙しい。

あと2日でRa*bitsのイベント報告書を椚先生に提出しなければならない。
無理ゲーすぎるでしょ。

しかもRa*bits尊い、Ra*bits最高!!!としか書いてないシバかれる。


てかてか、あんず先輩に今日のKnightsレッスンで相談したいことがあるのよね。


そう思い、カバンからスマホを取り出すが電源を入れ忘れていた。


羽風薫の連絡がうっさいから切っているのだ。
ガチでやめてほしい。



案の定羽風薫ならの連絡は異常でとりま適当におやすみスタンプを送った。
内容は見てない、見たくない。


あんず先輩に連絡しようとした時、スマホが鳴った。









＿＿ 生徒会長様 ＿＿＿



｢うげっ！！！｣


思わぬ名前が表示されて声が裏返る。
咄嗟に着信拒否ボタンを押してしまった。

体は正直である((白目))








｢な、なんであんず先輩に電話しようとしたタイミングで…偶然とはいえ気味悪い……｣


なんてブツブツ言っていると2回目のコール。


厄介事は避けたいので今度はもしもし、と出てやった。


英『あ、でたでた。こんばんは、お疲れ様だねA』

｢あは、まぁ、それなりにやっておりまするよ…

お身体は大丈夫ですか？｣

英『あぁ、今は大丈夫だよ。寂しい思いをさせたね。

ごめんよ、A』

｢いえっ全然寂しくなんてなかったですよ。

なんで謝るんすかぁ〜｣


特にあなたが来なくても困ることはなかったよ。
こちらには支障のしの字もなかったよ。

あ、でも生徒会室はバタバタしてたかも。
朝早くに蓮巳先輩いたし。


英『ふふっ、Aは偉い子だ。

早くキミに会いたいよ。Aもでしょ？』

｢あはははっ。

で、要件はなんですか？？｣

英『いや、ただ声聞きたくて。

僕らは運命を共にするなかでしょ？』

｢おっとっ、そりゃ初耳や。怖いから切りますね！

次に会えることを楽しみにしてまぁす｣


おやすみなさいっ！と電話を強制的に切った。


次会うことがないことを願おう。くそが！！！

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