【A3!】一成くんと太一くんのヤンデレLv.が凄まじいのでとりま助けてください (ページ6)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:127,046 hit

Lv.3 ページ6

一「ねぇ、答えてよAちゃん」

一成くんの指が私の首を這わす。

あの映画のワンシーンを連想させた。

「っ……！」

至「ひぅー、一成やるぅ〜」

綴「んなこと言ってる場合じゃねぇっすよ！何やってんすか！三好さん！」

つづるんが私から一成くんを引きはがす。

この状況、つづるんの反応が正解だろう。

たるちはうるさいし、むっちゃんは顔を手で隠しながら『漫画みたーい！！！』って言ってるし、驚いてる莇くんの両目を左京にぃはおさえてるし、九門兄ちゃんはカレー吹き出してるし、他のみんなはポカーンとしてるし。(一部気にせずカレー食べてる兄ちゃんがいるけど兄ちゃんだから許すよ)

綴「大丈夫か？A」

「だ、大丈夫……ありがとう……」

つづるんに解放されて、自由の身となった私はカレーを頬張っている兄ちゃんの後ろに隠れた。

十「どうした？A？」

万「どうしたじゃねーだろ！妹が目の前で襲われてるのに無視とか頭おかしいだろ！」

九「はぁ！？ふざけんな！万里！！！」

「そうだそうだ！ふざけんな！万里！！！」

万「なんで妹の方も反応したんだよ！正論言っただけだろうが！」

十「壁ドンってやつは女が憧れるシチュエーションだろ？良かったじゃねぇか、A」

そうだけどそうじゃないよ兄ちゃん…。

一「とめないでよ、つづるん……俺、本気で怒ってんだから……」

綴「いやいやいや！あんた目が怖いっすよ！」

一「Aちゃん、答えてよ。言えないやましい理由があるの？ねぇ、なんで言わないの？」

「む、夢中で映画を選んでたら遅れましたぁ！！！すんません！！！」

兄ちゃんの後ろから一成くんに謝る。

ほんと、いきなりすぎて訳が分からん。

一「Aちゃん、俺は心配だよ。俺の可愛い可愛いAちゃんが他の奴のものになっちゃうんじゃないかって

閉じ込めた方が良くない？Aは俺だけを見て生きてればいいと思うんだけど……どう思う？Aちゃん……」

え、これってヤンデレですよね？

昨日まで普通に『Aちゃん！おつピコ！』とか言ってた人がヤンデレになるものなの？

「一成くん……？落ち着いて……？」

「そんなの、俺が許さないっス……」

隣でポカーンとしていたはずの方に後ろから抱きしめられた。