【A3!】一成くんと太一くんのヤンデレLv.が凄まじいのでとりま助けてください (ページ33)

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Lv.30 ページ33

なぜ

おまえが

ここに

いる。

一「怪我はない？Aちゃんに傷がついたら大変だ。気が狂っちゃう」

平然と学校の屋上に入り込んでいるカズナリミヨシは心配そうに私の顔やら手やらを確認。

後ろのパリピ軍ってか陰湿軍(ｲｼﾞﾒが陰湿だから。パリピは優しいんだよ！！！)
は『またイケメン！』『離れろ！ぶた！』なんてひそひそと話してる。

もはやポカーンとしているのは私のみで。

「いやいやいやいやいやいや

むずかしい、むずかしい、むずかしい」

手で額を覆い、顔を天に仰いだ。

「え、公開犯罪？」

一「なにが？」

「不法侵入って言葉を昨日の夜に散々教えたよね？

What's huhousinnyuu？」

一「だから、不法侵入じゃないって」

いや、おかしいでしょ。

なんでこんな朝から現役美大生が高校にいるねん。

しかもなんで私の居場所知ってんねん。

一「とりあえず、Aちゃんはまってて。あの子たちとお話するから」

「え？」

一「いじめの証拠だってあるし」

「まって、え？」

こやつ、正気なのか！！！

不法侵入の野郎が証拠突きつける前にきみ警察行きよ！

ぜっったい！下心あったって思われるよ！
まぁ、実際そうなんでしょうけどね！

「てか、証拠って……」

一「ねぇ、君たち。なんでAちゃんにあんなことしたの？」

一成くんは、あくまで優しく問いかける。

『せ、せんぱいと、くっついてたから…』

女王がモジモジしながら上目遣いで言った。

あら、かわいいじゃん(白目)

一「せんぱいって…多分たいっちゃんのことかな？
あ、七尾太一くんね。

まぁ、校内でAちゃんにくっつけるとしたらたいっちゃんくらいだし…
あとはてんてんも入ってるのかな」

『羨ましくて、嫉妬しちゃうんですぅ、』

モデルが頬を赤らめながらキュルルンと効果音をだしながら言った。

はいはい、かわいいかわいい(白目)

『おにーさんとも、仲良さそうだし…

絶対媚ってますよ！！！じゃなきゃおかしいでしょ！あんな子！！』

うるせー！！！ぶひ！！！！！

一「はははっ、そっかそっか〜」

一成くんは口を抑えて笑い出す。

一「だからって、理由にはならないよね？」

背筋が凍るほど低い声と鋭い眼光が陰湿軍を捕らえた。