【A3!】一成くんと太一くんのヤンデレLv.が凄まじいのでとりま助けてください (ページ14)

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Lv.11 ページ14

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飛んで放課後。

忌々しい授業やらケバケバしい女子共の噂の呪縛から解放されて、急いで靴箱に向かう。

朝のような手紙がないので、安堵の息を吐き足早に学校の敷地内から出た。

いつもは天馬くんと太一くんもいるのだが、2人は補習のことで呼び出しを食らって居残りらしい。

勝ち組だなと心の底から思った。

暇なので九門兄ちゃんにスタ爆をしようとスマホを取り出す。

歩きスマホだろとか激怒している方もいると思いますがそこは目をつぶっていただけると嬉しいです
良い子のみんな、真似しないでね〜！

「あ、電源落としたままだったわ……」

朝に電源を落としたことに気がつくと同時にカズナリミヨシのことを思い出し私が激怒しそうになった。

電源を入れ、LIMEを開いたらとんでもない通知数だった。

なんとなく予想はしていたがバグるからやめてくれ。

「ほ、ほんとにこんな通知数なんだ……。グループでも999＋なんてそうそうないわ……」

ご察しの通り通知数の原因はカズナリミヨシ。

とりあえずカズナリミヨシの連絡先を開き、文章を確認する前にトーク履歴を削除した。

まっさらになったトーク画面にキモイ動きのスタンプだけ送信して通知もオフにした。

通知オフにした瞬間に既読がついたが次に送ってくる文章を見ないように閉じてスマホを鞄の中に入れた。

てか、カズナリミヨシ今日大学だよね？

なんでそんなに既読つけるの早いの？

寮に戻りたくないが、早く帰んないと九門兄ちゃんが心配するので重い足取りで寮に向かったのだった。

寮で起こる事件なん知らずに。