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少し間が空いて、お互いの目を見る。
テレビからは新作映画のCM。確か、海くんと同じ事務所の子が出るんだって。
『俺は、充電できるときにしておきたい質だから』
「……ん？」
海くんの言葉の意味が分からずに疑問符が浮かぶ。
『俺、忙しいし、あんまりAと一緒に居られないから、寂しい思いをさせてると思う』
そんなことない、って、言えなかった。
みんなのカイくんなんだから、って、強がったりもしてた。
『だから、一緒に居られる時はちゃんと一緒に居て、俺がAの充電したいなぁってこと』
「柄でもないのに〜素直だね？今日」
『強がってもなんもいい事ないからね』
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作者名：涼 | 作成日時：2018年4月27日 7時
