【wrwrd】いや、こっち来んなや2

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下校時間のチャイムが鳴り始めると同時に保健室の先生にお礼を言い下駄箱へと行く。

予想はしていたが、やはりあの二人が。
私に用があることははっきりわかるが、気付かないふりをしてそのまま帰ろうとする。


それは出来なくて案の定捕まってしまう。


『どうしたの、そんな所で帰らんの？』


zm「一緒に帰ろうや」


隣のロボロも何回も頷きながら私を見てくる。


『………別にいいけど』



rb「なら決まりやな」


私含め3人横に並び歩き始める。
周りからの視線は相変わらずで吐き気を催す。



zm「……なんやアイツら、腹立つんやけど」


殺気混じりの目を向けながら言う。


『こら、やめなさい』


rb「誰と帰ろうが俺たちの自由やのに、気持ち悪いねん………」


『だから、やめなさい』


なんだこれ、

殺気を振りまく2人に挟まれてるってどうゆう気持ちだよ(知らねぇよ)

やだこれ怖い。

分かれ道にぶち当たると、私は逃げるようにゾムたちの方向と逆の道へと行く。


『じゃっ、私こっちなんでサヨナラ！！』


zm「なら、そっち行くか」


『え』


zm「え、じゃないやろ。家まで送っていくつもりやで」


ドッキ♡、となるはずもなく真顔で


『あっ、そうゆうのいいんでじゃっ』


………まぁ逃げれる訳もなくまた捕まってしまうんですけどねぇ


その後は大人しく送ってもらい、私の家の前で解散することに。


rb「Aさん、明日な」


手を振り二人は歩きだす。
本当に、何もかも心配してくれて呆れちゃう。
でもこれだけは言えるありがとう。
感謝してるよ………

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