【wrwrd】いや、こっち来んなや2

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目覚ましの音で目を覚ます。
重たい体を動かし、洗面所に行く途中……何故か見覚えのある声がリビングから聞こえるのは気の所為だろうか。

ボケて幻聴まで聞こえるようになったか？？いや、そんなはずはない。さっさと顔洗って準備しなきゃ。

きっと顔洗ったらボケも覚めるだろう。
だが、声はいつまでたっても聞こえてくる。
耳がおかしくなったか……そう思いリビングにいる母に耳鼻科でも連れてってもらおうか頼んでみることに。


『母さん、耳おかしくなっ……………た………』


リビングのドアを開けると、認めたくない存在2人が。



zm「お、やっと起きたか」


rb「おはようさん」



そっと何事も無かったように閉める。
………何が起こっているのかを整理しよう。


朝起きたら見覚えるのある声が聞こえる。
↓↓
きっと気の所為だろうと思い顔を洗う。
↓↓
でも、聞こえてくる。
↓↓
耳がおかしくなったかと思い母さんに問う。
↓↓
リビングを開ければそこにはゾムとロボロが。


………いやいや、なんでアイツらおるん？？
へ？何ちゃっかり入れちゃってんの母さん！！


1回深呼吸をしてからもっかいドアを開ける。



「あら、おはよう」


『あら、おはようじゃねぇよ母さん。この状況は何？？』


「いやねぇ、チャイムが鳴ったから見てみたのよ。そしたら、素敵な方が居てつい開けちゃった♡」


愛する夫がいるのに何してんだこいつ。



「お話してれば、アンタのクラスメイトじゃないの。わざわざ迎えに来てくれたのよ、いいお友達じゃない！あぁいいわねぇ〜こんな2人に守られちゃって」


zm「娘さんを一生守っていくつもりっす」


『おい、誤解を招く言い方をやめろ』

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