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『こ、小牧教官、下ろして貰えると嬉しいんですけど、』
「………」
教官怒ってるんだ、
怒らしてしまったんだ。
「はい、脚、見して」
『え、』
医務室について、椅子に座らしてもらった
「脚、怪我してるでしょ」
『あ、はい、、』
教官に脚の手当てをしてもらう。
小牧教官の綺麗な手が包帯を巻いていく、
その手から目が離せなくなった。
『…いつから、気づいてましたか、』
「確保した後に血が出てたから」
『そうです、か、』
自分でも立つまで気が付かなかった、
「…田辺さん、俺怒ってるんだけど、」
『…すみません、、』
「それは何に対しての？」
『…小牧教官の声を無視して走っていったことに、です、、、』
「それもそうだけど、違うかな、」
『違うんですか？』
「…俺は、田辺さんが、俺のことを頼ってくれなかったことにとに怒ってるんだ、何で自分のことを大切にしないの、なんて後ろにいた俺や堂上に頼らなかったの、」
『頼った、つもりなんですけど、ね、、
郁のこと預けたし、手錠も、お願いしましたし、、』
「…はぁ、自分が怪我してるのに、他になかったかな？」
『……でも、あそこで戸惑ってたら郁が怪我してたかもしれ────』
ｷﾞｭｯ
『っ！！』
「俺は！田辺さんが傷つくのが嫌なの！」
『………ごめんなさい』
「もっと、自分を大切にして、自分のためが無理なら、俺が悲しいから、俺のために無理しないで、
頼むから。」
『…はい、』
小牧教官は、私のことを心配してくれたんだ、
怒ってくれるほど心配したんだ、
『……き、教官、あの、離して、欲しいな、なんて、、、、』
「まだダメ、」
『はい、』
小牧教官は、ぎゅっとしたまま動かない、
恥ずかしいけど、嫌ではない、
むしろ、、、
『(…むしろ、なんだろ、)』
「…そうだ、田辺さん」
『は、はい』
「警備の時何を言おうとしたの？」
『…警備の時、ですか、』
「そう」
『……いや、大したことやないんですけど、、』
「聞かせて、」
『……なら、このままで、』
顔を見て言うのは無理だと思ったから、小牧教官にぎゅっとしてもらったまま、話す。
『…前の警備業務のとき、笠原とバディやったやないですか、そん時、小牧教官、何話してたんですか…？』
「え？確かー図書館について話してたんだ、座学でやったはずのとこを聞いてきたから、聞いてなかったのかって、」
『…それだけ、ですか…』
「うん、そうだよ」
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ふき(プロフ) - 最高です！もう、一気に読んじゃいました！関西弁も最高だし！これからも頑張ってください！ (2018年12月20日 23時) (
レス) id: 1322b25ff7 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 物語の終わり頃主人公ちゃんやっと自分の 気持ちに気が付くことが出来ましたね。 パート2のほうではどうなっていくのかが 気になります。 (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 48ページのここの台詞 『男の子をかばいながら、すぐ終わるだろうって思ってたら、結構長くて…せめて誰が見つけてくれないかなっ これ正しくはせめて誰かではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく46ページのここの台詞 抱きしめてもいいか聞かれたのに、 私から行かないと聞けないとは… これ正しくは私から行かないといけないとは... ではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 46ページのここの台詞 郁が越えを荒らげると玄田が難しい顔で呟いた。 これ正しくは声をではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぃ太 x他1人 | 作成日時：2018年10月17日 20時
