六色の音色で奏でる音楽を (ページ7)

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一緒に帰ろう　続きページ7

前回のお話の続きです。
変な所で切れてしまいました…
文字数制限………

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「先輩、こさめが迎えに行くので、ぜっっったい教室から出ないで下さいね？」

そろそろ本格的に彼が間に合わなくなると判断した私は、

「分かった、分かった!待ってるから早く戻りな!!」

と、彼を送り出す。すると彼は、

「約束ですよー?」

と、叫びながら帰っていった。

そして今、彼を待っているところである。

訳のわからない数学の教科書を広げながら。
少し遅い気もするが、まぁHRが長引いたりしているのだろう。
そこまで気にすることでもない。
集中したくともどうやったって脳内に現れてくる彼。
そんな残像を振り払いながら数学の問題と向き合うこと数分。私は眠気の限界に達していた。
彼には『待ってて』と言われたし、それまで寝てしまえば?と言う悪魔の囁きに抗えず、まだ来ないのかな、と言う不安を胸に少し抱きながら、結局私は意識を手放した。

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またまた変な所で切ります…すいません……

次のお話の更新は12/14になります。
しばらくお待たせします……

追伸
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