今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:3,864 hit
小|中|大
三話 ページ3
「妹なんて、私には無理ですよ!私、大して可愛くなければ綺麗でもないし!それに………。」
「それに?」
「わ、私の異能力見たら、きっと、そんなこと云えなくなりますよ……。」
「そなたの異能力ならば、もう分かっておる。生と死を操る異能力じゃ。」
「何故、知っているのですか………?」
「首領が、予めそなたの事を調べておった。当然、顔も写真で見たが、矢張り本物の方が美しい。」
「貴女にそう云われると、自信が無くなります………。」
「そうかえ?」
尾崎さんは、着物の袖を口元に当てて笑った。
「私は、Aはコウヨウの家に住んだ方が良いと思うわ!」
「何故ですかエリスさん!?」
「私、Aと働きたいもの!」
「え、あ………え?ですが、私は………。」
そんな資格は無い。
そう、云おうとした、その時だ。
「失礼します!」
金髪の女性が入ってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
18人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霊印 | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2017年3月28日 1時