８４話「吹雪の中の捜索」 ページ4
ー数分後ー
園子「やったーほぼ完成！」
Aがチラリと園子のチョコを見ると、チョコには"MAKOTO"と書かれていた。
A「"まこと"…？」
蘭「あ、真さんは杯戸高校の空手部主将で､園子の彼氏なんです！」
A「真さんって…400戦無敗の"
と、Aは興味深そうにきいた。
蘭「はい！そうです」
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粉川「じゃあ、一回みんなでチョコと一緒に写真撮ってみよっか！」
園子「あ、はい！」
五人は写真を撮ると、部屋の窓から外を見た。
甘利「ちょっと吹雪いてきたね…」
粉川「大丈夫かなぁ、二垣君……」
その二人はしばらくすると、
粉川「ちょっと私達、二垣君の様子見て来るから！」
甘利「三人はここで待っててね！」
と言って外に出ていった。
蘭「はい…」
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吹雪が強くなり、外が暗くなりはじめた頃に二人が帰ってきた。
小五郎「えぇ！？二垣さんがどこにもいない！？」
粉川「えぇ…二垣君の行きそうな所を二人で手分けして捜してたんだけど…」
走って帰ってきた粉川さんは､息を切らしながらそう言った。
小五郎「とにかく、視界がゼロになる前に捜すんだ！！行くぞ！！」
蘭「コナン君はロッジの中で待ってるのよ！」
コナン「うん！」
小五郎達は急いで森に向かった…
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ーin森の中ー
小五郎「二垣さーーん！！」
オーナー「おーい！！」
皆が大声で呼んでいると、突然『ダーンッ』という銃声が聞こえた。
園子「え？」
A「銃声……！？」
すると、後ろから『ザッ』という足音が聞こえ、A達は後ろを振り返った。
板倉「ヤベぇな…あいつに先を越されちまったかな？」
そこに居たのは、ロッジの宿泊客で猟師の板倉さんだった。
その後、板倉さんも加わって二垣さんを捜したが､返事はなかった。
小五郎「いかん！吹雪が強くなってきたぞ！！」
板倉「おい、どーすんだ？このまま山ん中で人捜しなんか続けてたら、オレ達まで遭難しちまうぜ？」
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作者名：グレイ | 作成日時：2019年1月26日 19時
