８７話「探偵ごっこ」 ページ7
A「コナン君はなんでこの部屋に？」
コナン「えっ！？……ボクは三郎とこのボールで遊ぼうと思ってこの部屋に来たんだ！」
コナンは三郎のいるケージを指差した。
A「へぇ、そうなんだ」
コナン「…と、ところでAさんはこの事件の犯人わかった？」
A「…この事件の犯人は、甘利亜子さん。夕方、あの現場で待ち合わせをしていた二垣さんを撲殺し、まるで昼間に殺されたように偽装した__________そうだよね、"新一君"？」
コナン「うん………って、え！？」
すると…
わかりやすく動揺したコナンを見て、
A「なーんてね！冗談だよ！コナン君は新一君と顔が似てるから､からかっただけだよー」
と、言うとAは部屋を出て行った。
Aの言葉をきいて、しばらく呆然としていたコナンはハッと我に返った。
コナン「(…っ、Aさんに正体を気づかれてる…？)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー1時間後ー
コナンに「今から小五郎のおじさんが台所で推理ショー始めるってさ！」と言われ、台所に集まった5人は、小五郎から「二垣さんを殺した犯人はこの中にいる」と言われ動揺した。
A「…」
部屋の奥でその様子を見ていたAは、不思議そうに小五郎を見つめた。
蘭「？Aさん､どうかしたんですか？」
A「あ、いや……コナン君、さっきまでいたのにいないなぁって思って…」
蘭「あぁ、コナン君ならお父さんの後ろにいますよ？」
A「えっ？ほんとだ…」
蘭に言われて見てみると、椅子に座っている小五郎の後ろにコナンの後ろ姿が見えた。
蘭「コナン君、いつもお父さんの推理が始まると、お父さんの後ろに行ってたまに手伝いをしてるんですよ」
A「！」
蘭「たぶん、新一の影響で探偵ごっこをやってるだけだと思います…」
蘭は少し呆れたようなため息をついた。
A「あの、_____」
Aが言いかけた瞬間、部屋に『ドオォンッ』という銃声が響き渡った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 288人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：グレイ | 作成日時：2019年1月26日 19時
