383.愛おしい君(DH) ページ6
「行こ?^^」
「どこに?」
「ヒョクのお迎えー^^」
「え?いいよっ。ここで待ってよーよ。」
「でも、あたし下の公園にいるとしか言わなかったし・・。」
「わかんなければ連絡来るって。第一、あいつが俺らの邪魔しに来るんだからお迎えなんて必要なし!」
「邪魔って^^;。誘ったのドンヘじゃない(笑)。」
「そ、それは、あいつの口車に乗せられて、ついっていうか・・」
「つい、ねー^^」
クスクスと可笑しそうに笑うA。
「なんだよ?」
「全部聞こえてた^^。さっきの・・」
「あぁ・・・ごめん^^;」
「どうして謝るの?」
「どうしてって・・・」
「遠慮しないの^^。」
Aの手の甲が優しく頬を滑る。
「ドンヘの大切なものは、私にとっても大切なの。ドンヘが私のことを大事に想ってくれるのと同じように、私もあなたの大切な人達を想ってる。私と結婚したからって、何にも遠慮することなんてないんだよ?^^。」
「A・・・」
「だから、ヒョクとも今まで通り。ね?^^」
「・・いいの?」
「当たり前じゃない。ほら、立って^^。きゃ・・」
俺を立たせようと腕を引っ張られた勢いに任せて、思いっきりAに抱きついた。
「すごい力(笑)。」
「もうっ。そんなに強く引張・・って・・//・・ない・・じゃな・・・んっ//。」
愛してる。
いつだって、俺だけじゃない周りのみんなのことを想って
いつだって、他人が最優先で。
そんな君が愛おしくて堪らないよ・・。
両のほおに添えた手の平に、重ねた唇に想いを込めた。
「永遠の愛を誓います^^。」
おでこを付けたまま微笑みあう。
「私の愛も生涯、あなたに・・」
今度は、彼女の唇が重ねられた。
離れたAの口から、1つ甘い吐息が漏れる。
「やっぱり・・あいつの事はほっといて・・部屋に・・」
「だめでしょ(笑)。」
「ですよね・・・^^;。はは・・行こっか?」
うん♪と無邪気に腕を絡めた彼女の肩を抱いて、歩きだそうとしたその時。
「見せつけてくれるよなー。」
男の声に
Aの顔が一瞬で凍りついた。
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さあ(プロフ) - 更新楽しみにしてます:;(∩˙˙∩);: (2014年4月14日 15時) (レス) id: 1dbacc4eda (このIDを非表示/違反報告)
なりは(プロフ) - dongloveさん» こちらこそありがとうございます(*^^*)。出来るだけ更新できるよう頑張ります☆ (2014年1月16日 2時) (レス) id: 40584f4527 (このIDを非表示/違反報告)
donglove - そうですよーーー。 ドンヘぺんです。自分の過去に傷があり、そこをsjのみんなが癒してくれたりかばってくれたりするのが読みたかったんです。まさにこの作品ですねww書いてくださって感謝しています。ありがとうございます。 (2014年1月15日 20時) (レス) id: 683ddb18d9 (このIDを非表示/違反報告)
なりは(プロフ) - dongloveさん» コメントありがとうございますo(^▽^)o♪ニックネームから見て、dongloveさんはどんへペンさんでしょうか?なかなか甘い2人を書く事ができませんが・・・これからの2人の行く末をどうか見守ってくださいね^^。 (2014年1月14日 20時) (レス) id: 40584f4527 (このIDを非表示/違反報告)
donglove - 現実と小説がごちゃごちゃになってしまいましたWW。この作品すっごく好きです。更新楽しみにしてます。 (2014年1月14日 0時) (レス) id: 683ddb18d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なりは | 作成日時:2013年8月14日 14時