No.7 ページ7
バレー大会も終わり、昼休み机を3個くっつけて、俺、玉、宮田で食べる。
玉「優勝に導いた俺に捧げたまえ〜!」
「このパンをたまに授けまーす」
なんて、玉は弁当持ってきてるのにクラスメイトからパンをたかってる。
今日のお供は、売店の苺とサクランボのアイスクリームばさみパン。
宮「それ、おいしい?」
北「神の味」
宮「うわー。真っ赤」
俺の昼飯が気になるのか、弁当も開けずに宮田が聞いてきた。
玉「にしても、本当に面白かったわー。ボール綺麗に頭にヒットしたよね」
北「そうかそうか、お前はまだ殴られたいの」
玉「だって、心配してあげたんだよ?また背縮んだらどうしよって」
イラ。
どかっ。俺の拳が、玉の頭にヒットした。
北「さ、食べよう。宮田」
宮「あの玉さんが、ひんし状態なんて…」
玉「いたたた、みつはさ、この頃悩んでるけど、好きな人でもできたの?」
宮「あ、生き返った」
うるさい、と今度は宮田が一発くらった。
北「んー、どうなんだろうな」
玉「そうだよねー。……え?」
宮「え、え?」
頭を痛そうに抱えながら唸ってる宮田に、自分のために冷やしてた氷水を渡す。
「北山ー、いつもの後輩来てんぞー」
ニ「みつせんぱーい、大丈夫っすかー?」
北「お前も、心こもってねーな」
残された二人は顔を見合わせ、口を揃えて叫んだ。
宮玉「みつ(キタミツ)が、恋したァァァァ!?」
北「うるせぇぇっ!」
俺と二人の叫び声に驚いたのか、クラスメイトが一気にこっちを見た。
本当についてない。
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藤北のチェリー
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作者名:藤北のチェリー x他1人 | 作成日時:2016年11月27日 21時