-ドS先輩の飼い犬-ﾘｳﾞｧｲ２ (ページ13)

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ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「はぁ…なにも言い返しませんか，」

呆れたようにため息をついたベルトルト君

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「なら，僕がAを貰いますね」

『え…？』

私の目を見てニコｯと微笑んだベルトルト君

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「ごめん，好きになっちゃった，いや，君がこの学校に来てから，その日から一目惚れだった」

え，

うん，？

！？！？

脳が停止してる間にベルトルト君の

顔は私の目の前にあった

いや，これは目の前どころではない

キスをする距離

『…ｯ！』

その時，ベルトルト君がリヴァイさんに見えた

こうやってリヴァイさんとたくさんキスした

愛を伝えていた

伝えきれてなかった？？

リヴァイさんのように感じたからか

体の力が抜けてベルトルト君からのキスを

体が受け入れてしまった

『ﾋｯ…！！』

気づいた時には

リヴァイさんに抱きしめられていた

大好きな人の匂い

大好きで大好きで壊れちゃいそうで

嬉しいはずなのに涙しか出ない

ﾘｳﾞｧｲ「触んな，」

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「ふふふ…笑」

冷や汗をかきながら笑うベルトルト君

ﾘｳﾞｧｲ「お前，なに笑ってんだ，ふざけてんのか」

ベルトルト君…やめといた方が

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「いえ，良かったですｯ貴方ならこうすると思ってました，」

え…？

衝撃的な一言だった

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「Aｯ，これからも"友達"でいようね」

悲しげに笑ったベルトルト君は

そう言い残すとそのまま手を振って

帰ってしまった