胸ぐらを掴む ページ26
主人公side
｢あの...阿鳥先輩とAちゃんはどうして、ここに｣
私が起き上がった後微妙な空気が流れたかと思えば、音子先輩が口を開いた。
｢君と大外様、Aちゃんの姿が見えなくなって、だいぶ時間が経ったから......気になって探したんだ｣
...そっか、私もか。
台詞の中に私が加わっていることに驚きつつ続きを聞く。
｢そしたらAちゃん見つけて...窓の外見て泣いてるからなんだろうと思ったら、君が彼に蹴られている姿が見えて......」
『......』
私、泣いてたのか。
｢なんで、彼からあんな目に？｣
｢それは......｣
言葉に詰まる音子先輩。
当たり前だ。阿鳥先輩にホイホイ言える内容ではない。
...けれど、その空気をぶち壊す奴がやってきた。
｢簡単な話ですよ｣
『......切子。』
私は奴に向かってジリジリと歩き出した。
腕が痛むため少しずつだけれど。
｢塚原さんは大外を殺したかったんです。その銃を使ってね｣
｢え？｣
｢違う、私は......｣
お前が、
｢大外さんが塚原さんを刺した犯人だったのですよ｣
お前が騙したくせに────！！
｢彼が......？｣
阿鳥先輩は大外を見る。
大外の表情はこちらからは見えない。
｢ええ。そして、それだけじゃない｣
切子は楽しそうに笑っている。
｢言うな｣
｢塚原さんの方は、まだ生きてますが......｣
｢言うなって言ってるだろ！！｣
音子先輩がそう叫んだところで、私は切子の胸ぐらを掴んだ。
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赤(プロフ) - さら丸さん» コメントと読破ありがとうございます！！！！サイコーと言って頂けて嬉しいです...！！頑張った甲斐がありました(;_;) (2022年3月2日 2時) (
レス) id: cd414864d2 (このIDを非表示/違反報告)
さら丸 - ｽｩ…………好きｨｨｨｨｨｨｨｨｨイイ！！サイコーでした！！！！ (2022年2月20日 20時) (レス) @page50 id: f75e97b3f4 (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - 名無しのヤンデレ好きさん» わーー！！そう言って頂けてすごく嬉しいです(TT)どういう風に完結させようかもの凄く悩んだんですけど、、良かったです^^こちらこそ読んでいただきありがとうございました！！ (2019年8月8日 2時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのヤンデレ好き - あーーーー！！！！すっっっっごく好きです！完結して涙が出ます笑笑なんか、ほんと、好きです！！もう誰ソ彼ホテル好きすぎて…。素晴らしいお話と感動をありがとうございました！ (2019年8月7日 23時) (レス) id: 0445038fa5 (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - ここまで自分の好きな要素や展開を広げたお話は初めてだったので楽しく書けて幸せでした...本当にありがとうございました。この先のお話は皆様の想像にお任せします笑 それではまたどこかで！ (2019年7月6日 4時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
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