できない約束 ページ19
その後に音子先輩が1度戻ってきた。
阿鳥先輩は叱ろうとしたが精一杯の笑顔(音子先輩曰く)で誤魔化された。
｢全く......｣
『あはは......』
かと思えばまた戻ってきた音子先輩。
『あぁ、』
支配人を探しているのか。
なんでか忘れたけど。
音子先輩と阿鳥先輩がバックパッカーだの何だの話しているのを微笑ましく思っていると、音子先輩はやっと本題に入った。
｢支配人、見ませんでした？｣
｢さっき見た。ベロベロに酔っぱらってたよ｣
ね、と話をふられたので｢はい｣と苦笑いした。
｢叱りましたか？｣
｢叱った。上司を叱りたくないのに｣
ほんとだよね。あんな上司も珍しい...と思う。
それから2人はモリアーティの事などを話した後にわかれる。
阿鳥先輩は食堂だ。
｢Aちゃん、次1人だけど大丈夫？｣
『大丈夫ですよ！ルリ先輩のことお願いします』
精一杯笑って言う。
｢...Aちゃんも、危ないことはしないでね｣
『......』
｢...ふふ、なんてね｣
ぽふぽふと頭を撫でられ、阿鳥先輩は食堂へ歩いて行った。
『...すみません、阿鳥先輩』
それは、約束できないかもしれません...。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤(プロフ) - さら丸さん» コメントと読破ありがとうございます！！！！サイコーと言って頂けて嬉しいです...！！頑張った甲斐がありました(;_;) (2022年3月2日 2時) (
レス) id: cd414864d2 (このIDを非表示/違反報告)
さら丸 - ｽｩ…………好きｨｨｨｨｨｨｨｨｨイイ！！サイコーでした！！！！ (2022年2月20日 20時) (レス) @page50 id: f75e97b3f4 (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - 名無しのヤンデレ好きさん» わーー！！そう言って頂けてすごく嬉しいです(TT)どういう風に完結させようかもの凄く悩んだんですけど、、良かったです^^こちらこそ読んでいただきありがとうございました！！ (2019年8月8日 2時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのヤンデレ好き - あーーーー！！！！すっっっっごく好きです！完結して涙が出ます笑笑なんか、ほんと、好きです！！もう誰ソ彼ホテル好きすぎて…。素晴らしいお話と感動をありがとうございました！ (2019年8月7日 23時) (レス) id: 0445038fa5 (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - ここまで自分の好きな要素や展開を広げたお話は初めてだったので楽しく書けて幸せでした...本当にありがとうございました。この先のお話は皆様の想像にお任せします笑 それではまたどこかで！ (2019年7月6日 4時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
