探索 ページ11
大外の部屋に向かう途中、音子先輩は大外は神経質だとかクレーマーだとか、何であんな奴に彼女が5人もいるのかなどそんな話をしてくれた。
同感である。
「よし、じゃあ開けるね」
音子先輩はポケットからスペアキーを取り出し差し込み、ドアを開けた。
「あれ？」
『どうしたんですか？』
「いや...さっき掃除に来た時と部屋が変わってる」
あぁ、そう言えばそうだった。
『...と言うことは、大外の記憶に何か変化があったんでしょうね...気をつけた方が良さそうです』
「うん...気をつけながら探索しよう
一応お客様の記憶を探るのが、私達の仕事だし｣
『そうですね』
...頷きながら私は辺りを見渡す。
確か大外はもう既にどこかに隠れている。
バーロックは今音子先輩が下ろしたし、隠し部屋を見つけたら隠し部屋の探索は音子先輩に任せ、私は大外を待ち構えていればいい。
ムカつくから逃がしたくない。
「あれ！？」
『どうし......あれ、それって』
音子先輩の手にはシフト表。
勿論、大外が盗んだルリ先輩のものだ。
阿鳥先輩のシフトにアンダーラインが引いてある。わかりやすい奴め。
『あ.....』
手分けして探索していると、ふと鳥籠の鳥が力なく倒れているのが見えた。
...可哀想に。
『音子先輩、適当にやってみたらなんか穴開いてるの見つけました』
「あー多分、これでグルグルしたら...」
音子先輩が見つけたものを取り付け、グルグルと回す。
すると何やら音がした。
音がした方に視線を動かすと煙突部分に鉄の輪っかが覗いていた。
『...引っ張れとでも言いたげな輪っかですね』
「同感。ぃよっと！｣
音子先輩が引っ張ると、クローゼットの方からまたもや音がした。
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赤(プロフ) - さら丸さん» コメントと読破ありがとうございます！！！！サイコーと言って頂けて嬉しいです...！！頑張った甲斐がありました(;_;) (2022年3月2日 2時) (
レス) id: cd414864d2 (このIDを非表示/違反報告)
さら丸 - ｽｩ…………好きｨｨｨｨｨｨｨｨｨイイ！！サイコーでした！！！！ (2022年2月20日 20時) (レス) @page50 id: f75e97b3f4 (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - 名無しのヤンデレ好きさん» わーー！！そう言って頂けてすごく嬉しいです(TT)どういう風に完結させようかもの凄く悩んだんですけど、、良かったです^^こちらこそ読んでいただきありがとうございました！！ (2019年8月8日 2時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのヤンデレ好き - あーーーー！！！！すっっっっごく好きです！完結して涙が出ます笑笑なんか、ほんと、好きです！！もう誰ソ彼ホテル好きすぎて…。素晴らしいお話と感動をありがとうございました！ (2019年8月7日 23時) (レス) id: 0445038fa5 (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - ここまで自分の好きな要素や展開を広げたお話は初めてだったので楽しく書けて幸せでした...本当にありがとうございました。この先のお話は皆様の想像にお任せします笑 それではまたどこかで！ (2019年7月6日 4時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
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