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それ、と指さされたのは私より少しズレた地点だった。


その指の方向を見ると、普通ならありえないものがあった。







『!?わぁああああっ!?!?』

「あ、君!」



警察官の声掛けも虚しく、私は落下し尻餅をついてしまった。








『は、な、なにこれっ...!』

「なにこれって...初めて見たような言い方だな?」

『っ、ごめ、なさ...!失礼します!』

「あ!ちょっと!」



警察官が止める声を無視して、私は家の方向へひたすら走った。








ありえない、ありえない!



見間違えだろう、そう思って再び背中を見る。









『...なんで、』




でも " それ " は確かにあった。


......真っ白な翼が。





はあはあと荒く息をしながら、ズルズルと路地裏の壁に寄りかかった。









『ふんっ.........っ、〜〜〜〜〜痛!!』



引っ張っても痛いばかりでとれない。


認めたくないけれど、私の背中に翼が生えたということだろう。



理解しようとしても頭の中はごちゃごちゃで、混乱していた。









───君のそれ、個性だろう?



『......個性、って』





───空に羽ばたけるし、海でだって飛べるわ!







...どうして、今になって


またこの言葉を思い出したのだろう。









放り出された牛乳と麦茶は、まだ微妙に冷たい。


...はやく冷蔵庫に入れなければ。




まずはそれからだ。


頭の中のごちゃごちゃは、後で考えよう。







座り込んでいた私はぐっと立ち上がり、家へと歩き出した。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:あか | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年7月29日 15時

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