21 ページ21
それから相澤先生がやって来て体操服へと着替えた。
まだ全然慣れなくてコスプレしてるみたいで心がザワついた...コスプレイヤーではない私はザワつくんですyo...
「個性把握...テストォ！？」
「入学式は！？ガイダンスは！？」
「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ｣
でも今頃B組の皆は入学式なんだよなあ...そっちにも行ってみたかった気もする。
あれかな、今頃校長先生のながーい話聞いてるのかな。
校長の話ってどこの学校でも長いイメージがあるんだけど、あのキュート校長先生はどうなんだろう。
「爆豪
中学の時ソフトボール投げ何ｍだった」
「67ｍ」
つっこませてください。
『個性使わずにそれってどんだけだよ！！』
...もちろん叫んでなんかいません。変人って思われるから。
この世界ではこれが普通なんですか...そうですか......。
ジト目で見ていると爆豪くんはボールを受け取り、
「んじゃ まあ......
死ねえ！！！｣
個性を上手く使って投げた。風が凄かったので翼で防ぐ。
「まず自分の【最大限】を知る
それがヒーローの素地を形成する合理的手段｣
そう言って相澤先生が見せた計測器には【705.2】。
ひえ、恐ろし。
「なんだこれ！！すげー面白そう！」
「705ｍってマジかよ」
「" 個性 " 思いっきり使えるんだ！！
さすがヒーロー科！！」
まあ...そう思ってしまうのも分かる。
そこから相澤先生の一言により、皆の気が引き締まる中【個性把握テスト】が始まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
