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貴女にしかできないこと ページ40

「阿鳥先輩がどこにいるのかまず...厨房に行ってルリさんに聞いてみよう」

『ですね』



...っていうか、ルリ先輩、さっきの見れなかったんだっけ。


くそ、今更思い出した。







厨房に着くとルリ先輩は暇そうにしていたので音子先輩が話しかける。





「ルリさん、阿鳥先輩を見ませんでしたか?」

「阿鳥くんどころか、誰も見てないわよ」

「そりゃ皆バーにいるから」

「どうしてよ」

「え?」

「え?」







...うん、ほんとごめんなさいルリ先輩。









「Aちゃんがドラムで、阿鳥先輩がサックスを」

「えー!!見たかった!」

「大外さんがピアノ弾いてました」



音子先輩がそう言った瞬間、わかりやすくルリ先輩の顔が変わった。




「じゃあ、見なくてよかったわ!...っていうか星海、アンタよく一緒に演奏できたわね?」

『うーん、まあ隣じゃなかったし、実際演奏するの好きですから』

「ならいいけど...」



心配してくれるルリ先輩と別れ、次は食堂へ。









珍しく切子がいた。




切子によると阿鳥先輩はホテルの外にいるらしい。



なお、切子の話はつまらなかったのでカットすることにする。(あたりが強い)


切子の故郷...地獄の話なんて聞きたくないからね。




っていうか、今回は地獄になんて行かせない。


もし行ってしまったとしても、何らかの救出手段があるはずだ。







私と言うイレギュラーな存在が誕生したのだから。









『じゃあ、ここからは音子先輩だけで行ってください』

「えっ、なんで?」

『音子先輩にしかできないことだから。
私はここでこっそり盗み聞きしてますよ』




笑ってそう言うと、音子先輩は「わかった」と頷き外へと出ていく。









...さて、あとねこ鑑賞としましょうか。

脅し→←褒めても何も出ない



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よる - うわぁめっちゃ気になるけど始めたばっかりだからストーリー全然進んでない…頑張って早く読み終わって戻ってきますわ!頑張ってきまーす! (2021年3月14日 20時) (レス) id: 13ad1f4f4d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 奏さん» ワワアありがとうございます!嬉しいです(TT)更新できる時にしますね!!!!!! (2018年8月11日 3時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
- 阿鳥さんめっっっちゃ尊いです… 読んでいたら、 あれ、もうそんなに読んだの…? みたいな感じでした(笑) とても続きが楽しみになる作品で、いつもワクワクしてます! 応援してます!更新頑張ってください! (2018年8月9日 16時) (レス) id: eb5bcd3b3c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 松桜さん» 読んで下さりありがとうございます^^自分と重ねて読んでみると自分が撫でられてる感覚になりますのでぜひ← (2018年8月3日 20時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
松桜(プロフ) - 阿鳥さんに頭なでなでされるとかめっちゃ羨ましいです (2018年8月3日 4時) (レス) id: de1f0ed584 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あか | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年2月12日 3時

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