ようこそ、トリップ少女。【誰ソ彼】

自分は大切に ページ22

その後、ボケっとしていると阿鳥先輩がこちらに寄ってきた。







「...Aちゃん、怪我はない？｣









『.........ないと思います』

「凄い間が空いたね」




首筋の切り傷と足の切り傷くらいだし、







そう思っていたら急にぴりっとした痛みが。






『......いっ、』

「...怪我だよね？」




阿鳥先輩がにっこり笑いながら消毒液を浸したガーゼを持っていた。

...い、いつの間に。






『...怪我ですね』




これは認めざるおえない...。








そう思っているとドタドタと足音が聞こえてきて、それはだんだん近づいてきた。


「怪我！？Aちゃんが怪我！？｣

「はいはい、音子ちゃんは落ち着いてね」



...音子先輩だった。









『でもただの切り傷ですからその内治りま、』

「「だめ！！」」

『......はい』





阿鳥先輩と音子先輩に怒られてしまった。


騒がしかったからか後からルリ先輩も来たんだけどルリ先輩にも怒られた。









「もっと自分を大切に！いい！？」

『は、はい』

5万人に1人→←許す人は仏様

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