調 教 部 屋 。【青葉城西・ハイキュー】

２１匹。 ページ22

＊





「…………ふあ…」





欠伸をしながら、目覚まし時計を止めた。


針は丁度6時を指している。





……二日目だ。


よし、今日も頑張らなきゃ。





まず、あの四人より早く起きて、朝食を作る。


で、食べさせた後はちょっとしたトレーニングとかをさせて、自由時間。


昼ご飯後はコミュニケーション術で、その後は……





「…………なんだかなぁ」





渡されたスケジュールを確認するも、何かつっかかる。


人間扱いなのか、動物扱いなのか分かんないなこれ……。



とりあえず、まずは朝ご飯から…！





.






「よし…上出来！」





ふう、と一息ついたのは三十分後。


ご飯に味噌汁、たまごやきなど、今日は和食にしてみた。




…まだ誰も起きてこない……寝てるみたい。



仕方ない、起こしに行かなくちゃな…………






.






「おーきーろーー！！」


「Aうるさいー…」





寝室に入るなり、叫んだ。




が、起きたのは及川くんと岩泉くんだけ……。


及川くんにうるさいって言われちゃったけど……国見くんと金田一くん、起きないんだもん。






「おい金田一、起きろ」


「……ん…？」






岩泉くんが金田一くんを起こしてくれた。


あとは国見くんだけ……か。






昨日の今日だし、甘えてくるくらいだといいんだけどなぁ……。


またあの態度に戻ってたりして……なんて。

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